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〈俳句日誌〉眠れない秋夜に少しのお酒を呑んだなら…【俳句】【初投稿】

秋冷の夜あたたむる越の酒 苑慈

2021/9/19 眠れない夜、ふとベランダに出て、越後のお酒をほんの少しばかり味わっていました。夜風は意外にも寒く、長居はできないなと思っていましたが、お酒が身体をあたためてくれ、秋の深まりとお酒のおいしさにしみじみと浸った一夜でした。(作句は翌9/20)

 普段はまったくお酒を飲まないのですが、なんだか無性にお酒を嗜みたい欲求に駆られた夜でした。以前も独酌して余っていた『越後桜』をいただきました。その夜は星や月がよく見えていて、なおさら特別感を感じられるひと時でした。 

【俳句をはじめたきっかけ】
 そんな夜の翌日、今度はなんだか急に俳句を書きたくなりました。本当に唐突でした。でも激しい衝動に突き動かされる感じではなくて、「あ、書きたいな…」というくらいの内側からじわじわっと、小さなあたたかなものが産まれてくる感覚でした。先夜のことを思い出しながら紙に言葉を書き出し、秋の季語をネットで調べ、(大人になってから)初めて作った句が本文冒頭にご紹介したものです。
 この欲求を大切にして、とことん、でも細々と長く俳句を楽しんでいきたいです。こんなに夢中になって楽しめる趣味は初めてで、正直自分でもびっくりしています。生活の中の小さな心の動きや発見を文に表出できるからなのかもなと自分では思っています。
(*人生初の句は保育園児くらいの時にたまたま1つ作りました。それ以来20年ほど特に何も作ってはいませんでした。ここら辺の話はまた追々別稿でお話しさせてください)

【noteで俳句日誌を始めたわけ】
 せっかく作ったものなので、どこかに発表していろんな人と一緒に俳句を楽しんでいきたいと思ったからです。俳句に興味がある人もない人もどんな人にも見てもらえる可能性の高いインターネット上で発表することにしました。さらにnoteに投稿することにも憧れがありました!
 自分の気持ちや行動を長期的に記録に残すことで、自身がどう変化しているのかも観察してみたいとも思いました。日記も兼ねつつ(ゆる〜くではありますが)行動・感情の変化過程も観察していきたいので、憧れのnoteで〈俳句日誌〉を始めることにしました。

【最後に…】 
 長くなりましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!今後もお時間のある折にでも苑慈の俳句日誌にお立ち寄りいただけると嬉しいです(更新は不定期になります)。スキや感想コメント、(何分初心者なので…)句で気になった点など教えていただけると、とてもとても励みになります。いろんな方と交流しながら楽しんでいきたいです。ではまた今度。良い秋の夜を〜。

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