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俳句「椿」

ため息も時には大事白椿

 今日も朝からすっきりしない空模様だ。介護のいる母と二人暮しになってから、私の生活の彩りは、主に庭の草木や家庭菜園の野菜、訪れてくる鳥や虫たちと、俳句や短歌や友人たちがくれるメッセージなどがもたらしてくれているが、彩りの中には当然ながら明るい色も暗い色もある。高橋真梨子の「桃色吐息」とは違って、私の吐息はここのところちょっとブルーだ。「ため息をつくと幸せが逃げる」という言葉がある。とは言え、ため息さえつけない暮らしよりは、ため息のつける暮らしのほうがよほどいいと思う。

 ちなみに、わが家には4本の椿の木があって、いま咲いている椿の名前は「一休(いっきゅう)」一休みして、さあ頑張ろう。

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