楽譜が読めないまま音楽をやってる人にDuolingoミュージックをおすすめしたい
楽譜が読めないまま音楽をやってる人←私です。
幼稚園から小学生まで、多分10年近くピアノを習っていたのにも関わらず、私は楽譜が読めなかった。読めなくても、先生がお手本で弾いてくれればある程度は覚えられてしまうので、それでどうにかしていた。
その後もギターを始め、歌を習い、コード理論を勉強してみたりと、楽譜に触れる機会はあった。大人になってから学び直し、一応はわかっているはず。それでも、いざ楽譜を頼りに曲を弾いてみようとすると、めちゃくちゃ時間がかかる。難しい…。
そんな今年の秋、すでにハマっている語学アプリDuolingoに、音楽コースが登場した。
始めてみると、最初はなんと「ド、レ、ミ」の3音を読んでみよう、というところから。
楽譜に書かれた音を鍵盤と組み合わせてみよう、とか。
音に合わせてリズム譜を作ってみよう、とか。
まどろっこしいな、さすがにそれは簡単すぎだわ、と思いつつ進めていく。
そして気づく。わかっているつもりの知識が、いかに頼りないか。
ドレミくらいはさすがにすぐ読める。だけど、ちょっとリズムの要素も入るとどう?早くなったらどう?
どんな状況でもパッと答えられるほど定着させるには、まどろっこしいくらいのペースでしつこく練習しないとダメなのだ。
これは言語学習でも痛いほど感じる。Duolingoでは、簡単なことをウンザリするほど繰り返しやらされる。もういいよ!と思うくらいだけど、他の単元に移ってからふとそれが出てくると、見事に間違えるのだ。
ある程度大人になってから音楽を好きになり、勉強しようとすると、最初の方は簡単に理解できてしまうだけに、どんどん進めたくなるし、定着するまで単純な繰り返しを行うのが退屈で耐え難くなる。
だからいつまでも読めなかったんだなあ、と痛感した。
1チャプター終えるごとに、扱う音が1つずつ増えていく。そしてリズムに関しても、最初は四分音符だけで、徐々に休符、八分音符、と増えていく。
チャプターごとに2,3曲の練習曲があって、リズムや音程の予習のレッスンをしてから、伴奏に合わせてピアノで弾くことができる。
味気ないクイズの後にはこれがご褒美。楽しさと繰り返しのバランスが絶妙である。
1,2ヶ月ほどやってみて、現在、音はドレミファソラシドまで増えたところ。コースの一番先まで見てみると、シャープ・フラットがついた音は出てきているけど、調の話、和音、ヘ音記号などはまだ登場していないっぽい。先は長い…。けど出来たてのコースにしてはなかなかボリュームがあって、しばらくは追いつかなさそう。
楽しくて最近はヒンディー語より音楽のレッスンばかりやってしまっている。(ヒンディー語のコース、一番先まで追いついちゃったんだもん…復習が大事なのは重々わかっているんだけど!)
楽しくて続けやすいので、楽譜に苦手意識がある全ての人におすすめしたい!
無料版だとライフが有限だけど、それでも充分。
https://apps.apple.com/jp/app/duolingo-language-lessons/id570060128?l=en-US
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