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更年期の肩こりは、エストロゲンが減少しNO(一酸化窒素)が不足して起こる!

株式会社 Qlifeが、平成25年に行ったネットでの調査の結果

更年期に感じた症状の第1位は、「肩こり、腰痛、手足の痛みがある」

でした。

他の調査でも、上位に入る症状です。

肩こり


なぜ、更年期に肩こりがひどくなるんだろうか?


肩こりにはいろいろな原因がありますが、

私が調べた中で

実は、一番納得したのが、「エストロゲン減少による NO の不足」

これは、以前何かの文献で見たのですが、その文献が思い出せず、

何か、ちゃんと根拠がないかしらと、ネットで調べていたら

なんと、いつもお世話になっている  

日本更年期と加齢のヘルスケア学会北海道支部長

満岡内科・循環器クリニック満岡先生のアンチエイジングのコツに載っていました!!

一酸化窒素と血管拡張の仕組みについては、下記の先生の記事をお読みくださいね。

一酸化窒素は血管拡張を促しますので、「肺高血圧症」の治療にも用いられています。

私が大学病院に勤めていた時に、NICUでの赤ちゃんたちの治療の機械の中にもありました。

一酸化窒素が、肺動脈を拡張することで、肺高血圧が改善されます。

下記の記事に写真があります。


一酸化窒素を増やすにはどうしたら良いか?

当然のことながら、エストロゲンの減少が原因ですので、エストロゲンを補う、ホルモン補充療法があげられます。

また、エストロゲン様の作用があるエクオールも、動脈硬化を予防する作用がありますから、これも効果があると思われます。

その他は、

一酸化窒素を増やす食品

満岡先生の記事から引用します。

アルギニンを補うには
アルギニンは、食事で補うこと以外に、尿素回路(有害なアンモニアを無毒な尿素に変えて解毒する経路)においてオルニチンやシトルリンといったアミノ酸からも体内で作ることができます。
アルギニンが多い食品
落花生、きな粉、ごま、しらす干し、くるみ など
オルニチンが多い食品
エノキタケ、しじみ、キハダマグロ、チーズ など
シトルリンが多い食品
スイカ、メロン、キュウリ、ゴーヤ、クコの実など

一酸化窒素を増やす運動

下記に詳しく載っています

ポイントは

図1

北海道はこれから冬

なかなか外での運動は厳しくなります。

ベンチステップは、満岡先生も以前北海道支部の勉強会で、勧めていました。

こんな感じです。

TVを見ながら、歯磨きしながらでもできますね。

また、踵を刺激するので骨粗鬆症予防にもいいですね。


ある健康番組で見た、NOを増加させる運動に、グーパー運動というのが、ありました。

手でグーパーを繰り返すだけ、巻いたタオルを握って緩めていうのもありました。

筋肉をギューと収縮させて、パッと緩めるのがいいようです。

胸の前で手をギューと合わせて緩める・・

こんな簡単な運動でもいいようですよ。

肩のストレッチもいいですね。


もちろん肩こりの原因はたくさんあります。

ただ、更年期に入ってからひどいのよね・・という方は、前述のNOを増やす方法を試してみてはいかがでしょうか。

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