灰姫本能

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いつか「あの夏の流星群」という叙情的な響きと共に私が語るのはJAF車両の輝き

「流星群が来るってよ」 という情報をXで得たのは今日の昼すぎだったか。 昨夜しこたま飲んだせいで脱水状態の頭でぼんやり眺めていたタイムラインにそんなポストがあったような気がする。 こういうのはだいたい、タイミングを逸しがち。 でもでも今晩だっていうじゃない。 東京にいる頃、流星群のニュースを見るたび「ふらっと見に行ってみたい」とか思いつつ、結局行動に移せずに歯がゆい思いをしていたのだけれど。 今は車があって、暗がりだらけで、すぐそこに山もあるという流星群を見るにはうってつ

    • 神は突然現れる

      どうしたって説明のできない事象というのもは存在する。 私は家に帰って、いつものマグカップに水を注いで水を飲むというありふれた行動をしただけだったんだ。 でもね。 その中かに、爬虫類の子供がいたんだ。 マグカップの水の上に、浮いていた、泳いでいたんだ。 私は爬虫類に明るくないから、彼がトカゲなのかヤモリなのか、それ以外のなのかなのかはわからない。 でも、とりあえず飲み込まなかったことに安堵する。 それを慌てて、外のコンクリートの上に流す。 水の上では泳ぐように動いてい

      • 私は魔法使い

        人生を見てもらってきた。 誰にでもわかる言い方をするなら、占いをしてもらった。 人の反応を計る言葉はたくさんあるけれど「占い」もその一つだろう。 身体を乗り出して興味を示す人、胡散臭いと顔をしかめる人。 あなたはどちらですか。 後者の人は、もうこれ以上、話を聞きたくないだろうけれど、一応私のスタンスを説明しておきます。 そもそもオカルトや怪談は大好きで、スピリチュアルにも理解があります。 ただなんでもよいわけではなく、怪しいものは思いっきり切るし、そもそも大体がその部類

        • 三日月の 夜川に移りし 対岸の 神輿の光と 花火の瞬き

          すっかり平常運転。 喉元過ぎれば熱さ忘れる、は母の口癖だったけれど、土曜の夜に朦朧としていたのが嘘のよう。 夕飯のおかずの買い出しから戻って、Xを眺めていたら。 近くで七夕まつりがあるという。 ……ちょっと地元のライブハウスをフォローしてみた途端、地元の人のポストが流れてくるんだからXのサジェストほんとエグいよなとも。 すぐにお風呂に入って、出かける準備をする。こういうときの行動力は相変わらず鉄砲玉。 何が特別見たかったわけではないのだけれど、旧暦行事にあわよくば参加し

        いつか「あの夏の流星群」という叙情的な響きと共に私が語るのはJAF車両の輝き

          美しさに焦がれながら美しさを否定する人間といういきもの

          つい先日死にかけていたような気もするけれど、今日はもう朝から平熱で平常運転だった。この生命力に感謝。 とはいえ、まだ病後です。 今日は最低限の仕事をしつつ、おとなしく調査のために、それはもう久しぶりにモバイルゲームをやり込んだ。 しばらく離れているとはいえ、そもそもゲームは嫌いではないし、元職でもあるから時間を忘れてプレイしていたのだけれど。 昨今流行りのタイトルって、もう恥ずかしげもなく性とフェチズムのデパートになっていてすごいなと改めて考えるに至った。 これは批判では

          美しさに焦がれながら美しさを否定する人間といういきもの

          花火は駐車場の縁石から見るぐらいがちょうどいい

          前日、38.8℃まで上がった熱は37℃台に落ち着いていた。 本当なら、昨日は知り合いの上の屋根の上から花火を見るはずだった。 丈夫に生んでもらったお陰でめったに風邪一つ引かないのだけれど、どうしてこういうときに限って、と思う。 特に行きたくもない東京出張で、必ずと行っていいほど寝不足の日々が続く。さすがの私も、睡眠が不足すると免疫が落ちる。そういうときは病気になる。というか極端に寝ていないときにしか病気にならない。 そんなリーチがかかった状態で歩く東京は危険すぎる。 どこ

          花火は駐車場の縁石から見るぐらいがちょうどいい