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【 空と、湖と、アンブレラと 】日本最大級も、歩けば終わりにすぐ当たる?なスナップレビュー。

お久しぶりです。
先日、知人と連れ立って、埼玉の宮沢湖近くにある商業施設「メッツァ」に併設されたインスタレーション作品の、「空と、湖と、アンブレラと」に行ってきました。個人的に感じた所感を含め、写真をお届けします。

今回は電車で行ったメッツァ。なんと西武新宿線の終点まで電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、飯能駅へ。所沢を出ると徐々に緑が深まる感じは視覚に心地よく、小旅行に来た心地を得られます。これはよいですね。

駅から向かうバスの景色にはあふれる田舎感。駅前の繁華街はそれなりに賑わっていたので、住むにはいいところだなぁと思います。

めっつぁ。声に出して読みたくなるカタカナ語です。中にはムーミンバレーパークというテーマパークも入っている関係か、駅から1時間に5~10本ほどはバスが出ています。結構力の入った商業施設なんでしょうね。市がトーベヤンソン氏と交流していたこともあった関係で、力を入れて誘致したとかしていないとか。そして、この看板のすぐ置くには……

傘だ!!!!!!!!!

かさ!!!!!!!!!!!!!

かさー!!!!!!!!

かさ!!!!!!!!!!

…………以上です。
実はこの傘の通り道、全長100mで意外と短く、写真自体はかなり単調になってしまいがちで、しかもすぐに見終わってしまいます。ただ、これには実は良いこともあり、「誰でもどんなカメラでも、写真を撮ればきれいに写る」んです。更に、傘はすべて頭上7~8mに吊るされている関係で、どんなに下が混雑していても、撮れるのは綺麗な傘だけ、ということになります。

つまりはこれ、良くも悪くも、非常にインスタグラムに特化したアートスポットなんです。インスタグラムに上がるのは素敵な写真ばかり、でも行ってみると、意外と短いし、見所は一瞬で見終わってしまったかな…?となってしまう感じ。最近は何でもインスタ映えが重視されるようになりましたが、こうした郊外のスポットさえも、そっち方面に小規模にまとまってくれなくていいのになぁ、とちょっと一人切なくなる筆者でした。

見終わった後は芝生広場でのんびりします。人造湖の宮沢湖の右端の護岸を眺めながら、もう少し切なくなり、濡れ濡れの芝生で靴を濡らしながらも、心地よい風は確かに心地いいなぁ。

そしてこれですよ、ゆずサイダー、梨サイダー、ソーセージ。これらは非常に想像通りながらも美味しく、再び小旅行気分を盛り上げてくれました。商業施設内の飲食物はお世辞にも安いとはいいがたいのですが、なぜか北欧の商業施設内にもしっかりと道の駅のようなご当地の食品たちが置いてあり、これらは非常にリーズナブルな価格でいただくことができます。お土産のネギ味噌せんべいも非常に美味でした。

月末までやっているこのイベント、ムーミンバレーパークに行きたい皆様は行ってみてもいい、かもしれません。以上、ちょっとした旅日記とぼやきでした。


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