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RX1というカメラは生活をどう彩るのか。作例と所感。

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ずっと悩んでいたカメラをとうとう買った。
SonyのRX1。フルサイズセンサーが載った極小のコンパクトカメラ。
今だと中古で10万円くらい。安いけれど高い。

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文句から行こうか。このカメラは夕暮れのオレンジに非常に弱い。すぐ色が飽和するし、レタッチしても周囲が真っ青になって救えなくなる。この写真も撮って出し。ちょっとあり得ないよなー。

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軽くレタッチしても橙には勝てない。ただまぁ、青とオレンジのトーン自体はそこまで悪くはないかな。現代的な写りだと思う。

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これも撮って出し。ちょっぴり黄ばんではいるけど、いいトーンでしょう。空の広さ、深さが良くわかる気がする。

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補正してあげれば、青さのコントロールはかなり柔軟にキマる。オレンジが壁に忍び寄っているのはご愛敬。先ほどのが緩く夜に向かう青なら、こちらは天まで高く突き抜けるような青だ。

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秋の夕暮れの色はこの色だってRX1は主張したいのかもしれない。どこまでもシャープに写りやがって~。

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道端にあるふとした明かりを捕まえると、偉そうにつやつや輝かせてくれる。そこまでピカピカしてくれなくていいのになぁと思いながらも、思わずシャッターを切らされてしまう。悔しい。

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意外とサクッと寄れるから蜘蛛の巣だって簡単にドラマチックになる。光の魔術師になったジョロウグモ。

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f3.2なので手前はちょっとボケているけど、都市の景観をカリッと切り取る力は多分相当なものだろう。絞って使いたくなるよね。田舎に住んでいる私に撮れるのは団地くらいだけれど。

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相当青被りしていたのを頑張って色白に仕立て上げた。オレンジさえなければ、レタッチ自体はそこまで気を使わなくてよさそうだ。目が痛くなるシャープさは、撮って出しのシャープネスを下げることで対応したい。

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35mmは、町中の景色を少し素敵に切り取るのに最適な画角じゃないかな。少し遠いかなと困ったら、何も考えずにトリミング。柔軟に対応できる。

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オマケに高感度も強いときた。この上下の2枚はISO3200の撮って出し。お約束すぎるほどオレンジはしみこんでそうな気もするけれど、ISO3200でこの画はちょっと販促……じゃなかった、反則じゃないかなぁ。

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結論。RX1は、いまだに古さを感じさせない、ちょっぴり危険なカメラでした。正直オレンジのこともあり、WBも暴れる、色も被るで相当なじゃじゃ馬だし、なんならSonyセンサーにZeissレンズ。全然私の好みじゃない。

しかし……ISO3200が使えるんじゃないかと思わせてくれる高感度耐性、35mm f2の癖にこのコンパクトさという卑怯なほどの携帯性、そして思ったよりトロくないAFは、撮影シーンを無限に広げてくれるように思えるのも確か。悔しいけれど、もう少しお世話になることになりそうな気がしています。


以下オマケ。


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フリーランスカメラマン兼、 写真雑貨屋オーナー兼、 写真研究者見習いです。 スナップを撮る傍ら、写真文化の裾野の広げ方や、誰でもが素敵に撮影できるポートレートの方法論を模索しています。

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