【talk】「人の器」というものについて私が思うこと
「器が大きい人」と聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか。
おおらかで、心が広い人でしょうか。
「人の器」というもの自体がざっくりしていて、確かな定義はないのですが、私は上記のものに加えて「品格のある人」も当てはまるように思います。
人柄や見た目を磨くのも良いですが、それとは別に、自らの器を大きくしていくことはとても大切なことだと感じています。
というのも、人は自分の器に見合わない大きなものを得たとき、逆に不幸になってしまうように思うんですね。
宝くじで大金を得た人の人生が転落していったり、努力の結果ではなく運だけで世界的スターになった人が精神を病んでしまったり、こういう話はよく聞くものです。
自分で望んでいたものを手にした形なのに、幸せになれないのは何故でしょうか。
大きなものを得たときにそれを受け止めるだけの器を持たないと、自分を見失い、地に足をつけて生きていくことが難しくなるのだと思います。
大きなものを得たいのであれば、まず自らの器をそれに見合うものにしていく必要があるのかもしれません。
特に大きなものを得る願望のない人でも、今後どんなことが起きても受け入れられるような器でいることは大切だと思います。
自らの器を大きく育てていくために必要なものは何か、考えていきます。
「安定した精神」これがあれば大抵のことは受け入れられるのではないでしょうか。
常に冷静であり、動じない心を持つことは大切であるように思います。
では、「安定した精神」を得るためにはどうすればいいでしょう。
人と比べないこと。今ある幸せを自覚すること。適度に楽観的でいること。
つまり、不安を抱かないようにする必要がありますね。
なにかしら興味があることを勉強するのも良いと思います。
知識を増やすことは自分の世界を広げることに繋がり、これは器を育てることに直結すると思います。
視野が狭いと心も狭くなってくるので、本を読んだり新しいことに挑戦してみるなど、広い視野を持つことも大切ですよね。
そして冒頭でもお伝えしましたが、「品格」も大切だと思います。
これは主に人から見られたときの印象を左右するものですが、人に評価される佇まいが品格によって形成されるように思います。
品格自体が直接「人の器」に関わるというよりは、「品格を持とうとする心」が自らの器を大きくすることに関係するのではないでしょうか。
あくまで個人的な考えですが、自らの器を育てていくために必要だと思うものをいくつか挙げてみました。
皆さんはどう思われますか?
今回は「人の器」というものについて、私が思う人生観を少し述べていきました。
色々と申しましたが、果たして今後、自らの器に対して満足する日は来るのでしょうか。
死ぬまで成長し続けていかないといけないとしたら、人生とはなかなか大変なものですね。
でも、私はそこに「生きていく意味」があるような気がするんですよね。
自分を育てていき、新しい景色を見ていくことが出来たら素敵だなと思います。
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