【talk】前向きな私になるまで①
私は若いころ本当にネガティブ思考で、暗い気持ちがずっと自分の中で渦巻いていて、常に不安を抱えているような状態だったんですね。
それは自分に自信が全くなかったことが原因なのですが、いま32歳の私が10代後半からどうやって前向きな自分に変わっていったのかということについて、過去を振り返りながら書いていこうと思います。
幼少〜自信がなかった10代前半
幼少のころは強気な性格で、自分では覚えていませんが、物心つく前は公園で他の子に砂をかけたり髪の毛を引っ張ったりと、母親は周りのお母さんに謝り倒していたようです(^^;)ゴメンネ
そのくせすぐ泣くので自分から喧嘩をしかけては反撃されて号泣するという激しい子でした(苦笑)
それでも小学校中学年までは友達も沢山いて楽しく学校に通っていたのですが、その後家の都合で引越し、転校することになります。
新しい学校では、私の激しい性格はクラスのリーダー格の女子の反感を買い、早々にいじめられるようになりました。
仲間外れにされたり、ハサミか何かで机に悪口を彫られるようなこともありました。
しばらくはクラスでも1人でポツン...としていたのですが、助けてくれる優しいお友達もできて半年程でいじめもなくなっていきます。
そのいじめがあったことで私はそれまでと打って変わって大人しくなったのでした。
人の痛みを知ったことで、尖りが取れてだいぶ丸い性格になったように思います。
それから中学生になり、周りと自分を比べて少しずつ自信を持てなくなっていきます。
平凡な顔に少しぽっちゃり体型。
どこにでもいる普通の中学生という感じだったのですが、可愛い女の子に憧れる一方で、自分との差に少し傷つく、ということを何度も繰り返す日々でした。
それでも中学生のころはまだ成績も良く、そこまで人間関係に悩むこともなく、自分も平凡、毎日も平凡、THE 平凡!というそれなりに良い学生生活だったのではないかと思います。
ですがその後、高校生になり、魔の暗黒時代へと突入するのです。
暗黒の高校時代
高校生のころの生きにくい毎日を送っていた自分を思い返すと、恥ずかしいような、切ないような、愛おしいような。
もし今の私が過去に行ってこのころの自分に会えるなら、「大丈夫だよ。あなたは将来幸せになれるよ。」と言って抱きしめてあげたいですね。
中学生のときからあった周りと比較するクセが強くなり、常に自分の足りないところと他人の出来るところを比べてみるみる自信をなくしていきました。
毎日頑張っていた部活動でも結果が全く出ず、心の中を大きな不安が占めるようになっていきました。
そして、いつも人の目を気にしていました。
私自身が楽しいか、心地良いかではなく自分の中の軸は常に「人からどう見えるか」でした。
友達と一緒にいたいから側にいる。それはその通りなのですが、それ以上に、クラスで1人でいることが周りから寂しく見られるような気がして、そうならないために友達といる。というような感じでした。
成績も思わしくなく、人間関係にも悩みを抱えることが多くなります。
でもまあ、この時期の女の子で人間関係に全く悩みを持たない子がいるのかというと、疑問ではありますが...(^^;)
私は天然というか少し抜けているところがあり、そこを笑われたり馬鹿にされたりすることが多くて自分の見た目だけじゃなく、内面にもコンプレックスが強くなっていきました。
そして、だんだんと心にもゆとりがなくなっていきます。
誰にでも良いところはあるのに、完全に自分の良さを見失い、いつもピリピリしていて強い物言いをしてしまうこともありました。
人は、自分が幸せでないと他人に優しくなんてできないんだということをこの時期の経験から学びました。
このころは毎日が必死で、自分を変えたい!と思う余裕すらありませんでした。
何で苦しいのかわからないのに毎日苦しくてたまりませんでした。
そんななかで高校を卒業すると同時に、人生で初めての彼氏ができます。
この彼に大きく救われ、自信のない自分を変える決心をすることになるのです。
to be continued…
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