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なつめのシロップ

なつめは漢方薬の生薬にも使われていて
生薬名を「大棗(たいそう)」という

昔は日本でも庭などに植えられていて
比較的身近なフルーツだったみたいで
母などの世代の人は
あぁナツメは小さい頃によく食べたから懐かしい
という人が多いけれど
私たちにとっては参鶏湯に入ってる赤いヤツ
という認識の人がほとんどだと思う

中国ではその昔あの楊貴妃も食べてたとのことで
「日食三顆棗、百歳不顕老」
なつめを一日三つ食べたら歳をとらないと言われていて
慢性的な疲れや免疫力の低下を感じている人や
特に月経や出産など血と気のバランスを崩しやすい女性には
毎日取入れたい身近な薬膳食材
(妊娠時に必要な葉酸もたっぷり)

効能
冷え性の改善
胃腸を整える
貧血の予防
精神安定の作用
滋養強壮
不眠の改善
疲労回復
むくみ 防止
などなど

食べ方
そのまま食べても美味しいし
スープ(←レシピをどうぞ)に入れて成分をじっくり出したり
お粥やご飯を炊く時に入れたり
お茶にして飲んだり
いろんな楽しみ方がある

なつめを常備して使いやすくしたいなと我が家で作っている
なつめシロップを紹介します!

色々使えて便利

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「いつも置いておきたいHAHAHAUS なつめシロップ」の作り方

・ドライなつめ 100g
・水  300g〜(なつめの3倍くらい)
・黒砂糖又は蜂蜜 大2(お好み)

【作り方】
・なつめを硬く絞った布巾で拭いて汚れを落とす
・なつめをかつら剥きのようにぐるっと切り込んで種を出す
・種はお茶パックに入れる
・なつめと水を入れ、種のパックも入れ1時間〜2時間ほど
 弱火で煮る
 (水が足りないなら少しづつ足す)
 灰汁が出たらとる
・なつめが充分水分を含みプックリしたら
 なつめだけをザルに取り出し皮だけになるように丁寧に濾す
 シロップは鍋に残しておく
・元の鍋に濾したなつめの果肉を戻し
 黒砂糖を加えてドロッとするまで煮る
※シナモンや生姜などでアレンジするのもおすすめ

【使い方】
※スープやお粥に入れるときは成分が出やすいように切り込みを入れてください

・なつめ茶
 シロップを小さじ1にお湯を注ぎ飾り用のなつめを浮かべる
 (飾り用なつめは種をとった実をクルクル巻いてラップでギュッと止め
  輪切りにすると花のようになる)

・カレーにチャツネ代わりに入れるとコクが出る

・ヨーグルトの甘みにプラス

・紅茶などの甘みに

・牛乳や豆乳にも

なつめをそのまま食べるもよし
シロップにして常備するもよし
是非なつめを毎日に取入れてみてください

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HAHAHAUSのSTOREでもなつめを販売しています




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