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不登校になったときのことを思い出してみる。

こんにちは、ナツミです。
20代半ばで結婚、30才手前で第1子を出産。少し間が空き昨年32才で第2子を出産しました。
旦那さんと2人の子供と生活しながら、自分の勉強も楽しみ、日々幸せを感じています。

これは中学2年生だった昔の私が想像も出来なかった未来です。昔に戻って、将来に絶望してる私に伝えてあげたいです。

「そんなに悲観しなくて大丈夫!ちゃんと恋愛も出来るし、素敵な人と出会って可愛い子供も産まれるよ。それはそれで大変だけどね!でも幸せだよ。」


何で中学2年生の私がそんなに絶望しているかと言うと、それは学校に行けなくなったから。
不登校です。その当時は今よりも珍しかったと思います。
フリースクールなんて無かったし(都会にならあったかもしれない)、長期休みでも何でもない平日の日中のスーパーに私以外の学生は居なかった。


きっかけは小さなことです。
静かな授業中にお腹が鳴るのが恥ずかしかったから。


えっ?て思いますよね。
「こんなに悩んでるのに、何で両親は親身になってくれないんだ?」と当時は思いましたが、今なら両親の気持ちが分かります。

「そりゃたまにはお腹は鳴るでしょ!」と思ってたはずです。大人になった今の私もそう思います。
治安の悪い近所の公立校に行かなくて良いように私立中学校に通わせてあげたのに、お腹が鳴るのが恥ずかしいから学校に行きたくないと言い出すなんて。想像もしてなかったはずです。


図太いおばちゃんになりかけている今となっては信じられませんが、本当にこの「お腹が鳴るのが恥ずかしい」という些細な気持ちがきっかけで、心身症を発症しました。

「どうかお腹の音がなりませんように…。」と意識しすぎる余り、お腹が空いてるわけでも無いのにぐーぐーお腹がなるようになってしまいました。
好きだったはずの国語や英語の授業は先生が厳しくて教室がシーンとしてたので、嫌いになりました。
逆に嫌いだったはずの体育の授業は、賑やかで誰も私のお腹の音に気づくはずが無いという理由で、リラックスして過ごせる貴重な時間に変わりました。


とにかくシーンとした教室という状況がどんどん怖くなり、恐ろしくて仕方が無かったです。
元々、勉強は嫌いな方ではなく、文系科目では成績上位になることもあったのですが、もう勉強どころでは無い状況に。

学校にも行けない、勉強にも追い付けない、そんな状態が私の自己肯定感をみるみるうちに下げて行きました。
結局、不登校になった日から卒業するまで、1度も教室に戻ることは出来ませんでした。


あぁ~。しっかり思い出そうとすると、あの頃の胸がぎゅーっとかる感覚が蘇ります。
長くなってしまうので続きは別のnoteで。
通信制高校への進学を決意し、そこから少しずつ少しずつ、立ち直ってちきます!

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