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第15話 認知の歪みとは?隠された視野の広げ方_実践編

ゆめみは天使の娘から学んだ方法を駆使して、自分の”思考の癖”に向き合い、
その枠組みを広げる作業を着実に進めていた。そして、自分の思考にどのような「認知の歪み」があるのかを明らかにしていった。

メモ用紙に状況を詳細に書き出し、
そのときの感情を%で示しました。
思考の癖を客観的に捉えるため、
自動思考を振り返り、それがどのように矛盾しているかを洗い出すことに励んだ。
ゆめみは、自分の思考が無意識にどのように働いているかを理解していった。

最初は戸惑いと不安があったものの、ゆめみは時間をかけて状況を整理し、自分自身に問いかけた。
「なぜそのように考えるのか?」
そして、その考え方がどのように彼女の行動や感情に影響を与えるのかを考察した。
すると、多くの場面で彼女が特定の思考の癖にとらわれていることに気づきいた。
特に、以下のような思考のクセが浮かび上がった:

1. 「全か無か思考」:物事を極端な二項対立で捉えてしまう傾向。
2. 「マイナス化思考」:悲観的な視点で事象を評価する癖。
3. 「感情的決めつけ」:感情に左右されて事実を歪める癖。
4. 「すべき思考」:自分に対して過度の要求を課す考え方。

次に、ゆめみは適応思考に向けて新たなステップを踏みました。
最悪のシナリオを想像し、
それに対処する方法を考えることで、不安や恐れに立ち向かう自信をつけた。
また、最良のシナリオを描くことで、
成功や喜びへの道を示した。
そして、最終的には現実的なシナリオを導き出した。
これにより、彼女は新たな視点を獲得し、問題に対処する方法を明確にした。

このプロセスを通じて、
ゆめみは自分の思考がどれだけ現実とズレているかに気づくことができた。
彼女は以前は気づかなかった「視野の狭さ」が、彼女の思考を制限していたことを理解した。
しかし、これは新たな気づきの始まりであり、成長への第一歩である。

ゆめみは天使の娘に感謝の気持ちを抱きました。彼女の指導と助言が、彼女の思考のパターンを変え、
新しい視点を持つことに繋がった。
ゆめみは自分の内面を探求する冒険を楽しんでおり、新たな視野を広げる過程が、自己成長と新たな可能性への扉であることを実感していました。

そして、最も重要なのは、ゆめみがウサギさんを元に戻すことに対する自信を取り戻したことです。彼女は以前の「思考の癖」にとらわれず、新しい考え方や方法を模索する勇気を持っていた。
視野を広げる作戦が本格的にスタートし、
ゆめみと天使の娘の冒険はさらなる驚きと成長が待っている未知の世界へと広がっていった。

天使の娘 :「視野を広げる作戦開始なの!そこにはゆめみの気づきと新たな冒険が待ってるわ!」

そして、ゆめみは決意を新たにしました。

ゆめみ : 「よし!さっそくやってみよう!そして今度こそウサちゃんを元に戻してみせる!」

彼女の冒険はまだ始まったばかりで、未来には新たな発見と成長が待っています。

つづく

マインドフルネス専門家の知見では、上記の物語に出てくる”認知の歪み”とは、大きく分けておよそ10パターンほどあるといわれます。
それらを知ることで、自身に当てはまる”認知の歪み”を発見し、脳に”気づき”を与えることは、きっとあなたのライフスタイル・人間関係に豊かさと充実感を与えてくれるでしょう。
また、”自動思考とスキーマの仕組み”について、
論理的に理解するための解説も併せて記載されております。
詳細が気になった方は、有料記事に投げ銭していただき、マインドフルなライフスタイルへ自らどんどん近づいていきましょう!

執筆を続けていくことで、一人でも多くの方に、脳と心への気づきを、文章、言葉から与えられることを願っております。
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今日も素敵な1日を✨

認知の歪み10パターンとは?

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