第16話 今すぐできる!!手放すために知っておきたい。手放す前の考え方。

どれくらいの寝ていたのだろうか、
ゆめみがゆっくりと目を開けると、
白い天井が見えた。

「おっ、起きたかにょ?」
聞き馴染みのある
ネコ仙人の声、、、。

ゆめみ : 「わたし、、寝てた、、長い夢を見た」

ネコ仙人 : 「ほう♪どんな夢ぞぃ」

ゆめみ : 「えっと、、たしか、、
天使の娘があらわれて、
何かをもとに戻そう、みたいな、、」

ネコ仙人 : 「ほう、それはもとに戻せたかにゃ?」

ゆめみ : 「いや、、たしか、、
何度も挑戦して、なかなかうまくいかなくて、
でも、自分の”思考の癖”を見つけて
それでうまくいきそうだったけど、、、
ん〜その後は覚えてない、、」

ネコ仙人 : 「ほう、何にせよ気づきはあったようにゃのウ」

ゆめみ : 「うん、、でもきっと克服できてない、
ただ気づいただけなんだ」

ネコ仙人 : 「それは立派な事にゃ🎵
まず気づく事が最大の難関なんじゃぞぃ♡
そこまでいけば次のステップでへ行けるにょ♪」

ゆめみ : 「次のステップ⁉︎ それで克服できるの⁈
それ教えて!
どんな事をすれば”思考の癖”を克服できるの?」

ネコ仙人 : 「そうじゃにょ、
マインドフルな思考になるには
3つのステップが必要にゃ。

マインドフルな思考
その1 : 気づく
その2 : 手放す
その3 : 集中する


すでにゆめみは
その1のステップで
”自身の思考のクセ”に気づく
ことができたにゃ。
そして次は、
それを“手放す”にゃ♪」

ゆめみ : 「わたしの気づいた思考のクセは、

1. 「全か無か思考」:物事を極端な二項対立で捉えてしまう傾向。
2. 「マイナス化思考」:悲観的な視点で事象を評価する癖。
3. 「感情的決めつけ」:感情に左右されて事実を歪める癖。
4. 「すべき思考」:自分に対して過度の要求を課す考え方。

これをしないように頑張ったんだけど、、
この考え方をやめよう、やめようと自分に言い聞かせて努力はしたよ けど、、なんでだろ、、
もうクセなんだと思う、、。」

ネコ仙人 : 「ほほう、それはえらかったにょウ♪
ただ闇雲に思考を矯正しようとしても、
それはかなり難儀なことにゃ。
実は人の思考には、反射的な習性があるにゃ」

ゆめみ : 「反射的な習性??」

ネコ仙人 : 「そうにゃ、
では早速試してみようかにょ。
題して”白くまの思考実験”にゃ♪」

ゆめみ : 「”白くまの思考実験” !?」

ネコ仙人 : 「それでは、

ルールの説明 :

これから1分間、
絶対に”白くま”のことを考えてはいけません。
頭の中に少しでも白くまのイメージが浮かんだらその時点で終了


それでは時計の準備はいいかにゃ、、、」


「ルールをもう一度復習してはじめるにょ、

スタート!!」

、、、
、、、
、、、

ゆめみ : 「笑、、はい白くま出てきましたw」

ネコ仙人 : 「ほほ♬ それが人の思考の習性にゃw
この反応は、”思考抑制の逆説効果”
と呼ばれておる。
白くまを考えるなと言われると、
必ず白くまをイメージしてしまう。
人間の思考のメカニズムにゃ。
例えば、失敗を改善するときに
「次は〜はしないようにしよう」と考えると
だいたい失敗するという状態に陥るにゃ。

つまり、
思考を手放すためには、嫌なことも失敗もそのことを考えてよいと自分を許してあげること。
それにより頭に浮かんで意識してしまいがちな感情を、放っておけるようになるにゃ。
するといつのまにか別のことを考えられる様になるにょ♫」

ゆめみ : 「なんとっ‼︎⁇
手放すためにはネガティブなことも全て許してあげるってこと!?」

ネコ仙人 : 「そうにゃ、
人は抑制するほどツボにハマる。
それが強くなるとゆくゆくは執着に繋がるにゃ。
手放すためには、そういう思考の自分も許してあげることにゃ🎶
すると思考の緊張は緩んでゆき、
他のことを思考するための余白ができるんにょ♪」

ゆめみ : 「ありがとう♡ネコ仙人さん‼︎
おかげで少し気持ちが楽になった気がする!」

ネコ仙人 : 「それはなによりにゃ♪
それでは、手放すためのマインド準備ができたところで、外にでも出るかにょ!
ゆめみに”手放すための瞑想法”を教えよう♩」

ゆめみ : 「手放すための瞑想法⁉︎」

つづく

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