見出し画像

俺は多重人格なのか?

突然だが、俺は複数の人格を使い分けて日々を生きている。

大きく分けると

①ユーモア×陽キャ×バカ

②ストイック×真面目×熱血

③めんどくさがり×頭いい×甘えん坊

この3つのパターンである。

相手によって良い顔を使い分けたいというよりは、自分という俳優が勝手にそれぞれの顔をその場に応じて演じてしまうのである。
(厨二病なんです許してください)

元々、俺は「演技」が大好き。

学生時代に演劇を経験したり、大きめの舞台に出たり、俳優とお笑いの事務所に所属したこともある。

ここで培った「演技力」というものに、控えめに言っても人生を変えてもらった。

「演技力」のおかげで、熱意を伝えることで営業で結果を出せるようになった。

「演技力」のおかげで、自分をバカに見せることで年上から気に入られてきた。

「演技力」のおかげで、チャラそうな男に見せることで女の子を落としてきた。

もはや俺の人生において欠かせなくなってきている。

さて、前述の①〜③の人格についてそれぞれ解説していこうと思う。


①ユーモア×陽キャ×バカ


これは本来の自分からは1番かけ離れているが、最近よく使うものである。

【こんな人格】
・超絶ポジティブ
・何も考えていない
・自虐ネタが豊富
・おもろさに全振り
・常にテンション高い
・いいやつで気を遣わせない
・バカだから何しても許される
【相手に与えたい印象】
・モテそう
・友達多そう
・絶対いいやつ
・場に1人こういう人が居てほしい
・打算的じゃないから付き合いやすい
・(女目線)いやらしくないし憎めないから別に抱かれてもいいか
【メリット】
・マンガの主人公みたいに魅力的に映る
・大勢でいる場で発動するとなんか印象に残る
・気を遣わず雑に誘ってもらえるから機会が増える
【デメリット】
・根が陰キャなので、シンプルに疲れる
・考えの浅い人間と思われることがある

この人格は、主に大勢のウェイ系の飲み会で発動する。
ふざけまくって他の中途半端なウェイを蹴散らすのだ。

合コンで幹事をやるときにも発動することが多い。
場を1番盛り上げてピエロになり、周りをモテさせて男から好かれるのだ。
そのとき、たまに女からも好かれる。

後輩に「俺バカだから敬語とか使わんでテキトーでいいよwww」
って言ってる愉快な先輩のイメージ。

常に酔っ払ってるようなテンション。


②ストイック×真面目×熱血

これは、最近1番使わない人格だ。(本当はもっと出していきたい)
でも発信者を真剣にやってる頃によく発動していた。
「こう在りたい」という自分の1つの理想像なのかもしれない。

【こんな人格】
・体育会系で熱い
・人生を本気で生きている
・全てにおいて真剣で真っ直ぐ
・どんな質問にもマジレスで答える
・1秒も無駄な時間を過ごしたくない
【相手に与えたい印象】
・尊敬できる
・仕事できそう
・才能より努力タイプ
・この人には叶わない
・何を相談しても解決してくれる
・この人についていけば間違いない
・(女目線)こんなに本気の人になら別に抱かれてもいいか
【メリット】
・長期的な信頼を得られる
・意識高いファンが一定数つく
・発動中、仕事の効率が鬼上がる
・満足度が高く、自分を満たせられる
【デメリット】
・プレッシャーが強すぎる
・意識高い系と思われることも
・継続して発動するとパンクする
・対女性の場合はあまりハマらない
・結果がついてこないと寒いやつになる

とにかく素直で真っ直ぐでわかりやすいタイプ。

この人格は、主にto Cの営業中や採用(ヘッドハンティング)などで発動する。
熱意を見せて相手をその気にさせる。

「俺と一緒に働こう。絶対後悔させないから、ついてきてくれ」

こんなセリフを吐いて採用活動をしていた。しっかりハマった。暑苦しい。

高額商品の販売時もこれで無双してトップセールスになった。

基本は仕事時に使うことが多いかな。
たまにこういうタイプが好きそうな女の子がいるので、その前では発動することもある。

真剣な相手に対しては真剣に対峙したいので、”相手が真剣であるとき”に発動することが多い。

遊び時は①、仕事時は②みたいに魅せられたら1番バランスいいな。


③めんどくさがり×頭いい×甘えん坊


これは素の自分に最も近いものであるかと。
②と真逆すぎて、②を魅せてる相手にこの一面がバレたら絶望されるんだよな。。
高校の友達とか、長年気の知れた相手にはこれで居るのが楽。

【こんな人格】
・常になんかだるそう
・要領が良くて生きかた上手
・悪気なくみんなに好きって言う
・サボってるのになぜか結果出す
・意味のわからないウザ絡みする
・寂しがりで男女問わずすぐくっつく
【相手に与えたい印象】
・可愛い
・努力より才能タイプ
・認めたくないけど頭いい
・ウザいけどなぜか許してしまう
・やる気ないけど、やるときはやるやつ
・(女目線)あざといってわかってるのに抱かれちゃう
【メリット】
・可愛がられる
・人間味を出せる
・素に近いので出せると楽になる
【デメリット】
・嫉妬される
・クズだと思われる
・敵をつくるときもある
・初対面でなかなか出せない

猫みたいなやつである。気まぐれでだるそう。ベースは優しい。
手懐けたら従順に懐くけど、困らせたがりなのですぐいらんことする。

一貫性がなくて予想外の行動をする。だから注目される。
頭の良さをチラチラ出したり隠したり。戦略的に相手を揺さぶる。

1対1で飲んだりして自分のこの一面を見せられたら、その人に気を許している証拠。

口癖は「めんどくせー」「好き好き」「テキトーでいいよ」

相手を手のひらの上でコロコロ転がしたいし、こっそり支配したい。
でも、自分より上手な相手には転がされたいし、支配されたい。

天邪鬼で面倒臭い性格である。。。


【まとめ】

俺は多重人格を無意識に発動してしまっている。

①虚の俺
②理想の俺
③素の俺

といった感じだろうか。

①を演じるのはしんどいが、打算的に必要だとも思っている。
②を演じることで、本当に②のような自分になっていきたいと思っている。
③は演じるというより素に戻った感じでありのままで楽しい。

結論、どの俺のことも愛している。

①〜③を使い分けられる器用な俺に惚れている自分もいる。

だからこの多重人格を「悪」とか「人を騙してる」とかは思わない。

ただ、俺の元嫁はこの①〜③の違いに苦しんだと思うし、一貫性のなさから信頼を損ねてしまったのかも…と思うこともある。

①×②みたいなイメージの俺に惚れてくれたのに、蓋を開けたら③だった、的な…

このようにならないために、今後恋人になり得る人にはこの多重人格を説明したいと思っている。笑

「俺、多重人格なんだ」なんて言うと引かれるので、ちゃんとした説明のためにこの記事を読ませようと思う。

この記事を全て読んだ上で、ドン引きせずに受け入れてくれた人こそ、真の理解者なのだと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?