これは昨年の個展『Noel』で展示していた絵です
ルイ・アームストロングのWhat a Wonderful Worldという曲が大好きで、イメージしながら描いていました
salyuが好きだったのでこの歌を知りました。(salyuと小林武史さんがカバーをした曲があります)
後から本家の方を知ったのでした。
この歌はとても素敵な理想的な世の中の歌詞で、
悲しいことが沢山起きている今の現状とは遠い
遠い歌のように思いますが、
この歌の背景にはベトナム戦争がありました。
作詞・作曲を担当したG・ダグラスは、
ベトナム戦争を嘆いてこの曲を制作したそうです
丁度ベトナム戦争が激化している時に。
また歌っているのは黒人のルイアームストロング。黒人への人種差別の意識がまだ抜けていない中で黒人であるルイ・アームストロングが反戦歌を歌うということは命の危険すらある行動でした。
そうしてつくられた歌なので、リリース当初はテレビ局がオファーを拒否してアメリカでの宣伝活動がうまくいかなかったそうです。ですが、今でもずっとたくさんの人に愛されているのはこの歌に込められた強くてあたたかい想いがあるからなんだろうなと思いました。
1970年に70歳で亡くなる前に再録音されたイントロではこんな言葉が付け加えられていました。
世界でも国内でも起きている悲しい現実や、災害で辛い思いをしている方のことを考えるととてもこの歌の歌詞が遠すぎて……と思ってしまいますが、
だからこそこの歌の背景や想いも含めて心に留めてこれからも聴いていきたいなと思います
salyu✕小林武史
このカバーとても好きです▽
本家はこちら▽
What a Wonderful Worldとみんなが思える世の中
なんて難しすぎる、夢のまた夢なのかなと思いながらも、それでも少しでもそう思えるように 思える人が増えるように小さなことをこつこつとやっていきたいです
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ここまで読んで頂きありがとうございました❄
森田はぐみ