見出し画像

『決めて断つ』と一気に進む。【LIFE WORK x 共に生きる】 はぐくむタウンnote vol.2

こんにちは!はぐくむタウンのだいちゃんです!

はぐくむタウン住人がまちで暮らすことを通じて実現していくLIFE WORK STORYをお伝えするシリーズ企画第二弾!

今回ははぐくむタウンのメンバーである小島史椰(あだ名:ふみや)にインタビューをしてきました。

出身は北海道。新潟県警に2年半務めた後、退職して東京へ。2022年3月からはぐくむのシェアハウスに住みながらプロカメラマンへの道を歩んでいます。大切な人に贈るGIFTサービス『ui』にも写真のサービスを掲載しています。世界一周の準備中。

それでは、ふみやのLIFE WORKに向けた激動の物語をみていきましょう!

やりがいを感じるLIFE WORKはなんですか?


写真です。

観たこともない絶景をカメラにおさめたいんです。
その写真で、自分独自の色味をだせるようになりたいですね。

上手く撮れる瞬間がめちゃくちゃ気持ちいいんです。
その写真を被写体の方にあげると、喜んでくれるのが嬉しくて。
どうしたらもっと上手くなれるだろう?という気持ちが膨らんでいきました。

まだ駆け出しですが、カップルフォトやファミリーフォトを中心に、宣材写真や動画コンテンツなども依頼を受けて撮影しています。
経験を積み重ねていく中で、これが得意だ!と言えるようになりたいです。

カメラマンになる前は警察官として仕事をしていました。

実は、最初の給料で一眼レフカメラを買うと、元々決めてたんですよ。

休日は、カメラが上手な友達とよく自然を撮りに行きました。
その友達に教わりながら、写真取り合いっこをしていました。すると、構図や色味など、撮りたい写真のイメージが明確になってきました。
どうやったら理想の写真に近づけるんだろうという思いが強くなって希望が膨らむんです。
でも、「写真を仕事にして生活するなんて無理だよな。趣味でできればいいや」くらいに思っていました。

ーどうして最初の給料でカメラを買うって決めてたんですか?


昔から写真で思い出を残すのが好きだったんです。常にスマホに10,000枚くらい写真を保存していました。
サプライズムービーもよく作っていましたね。
今でも、シェアハウスメンバーが卒業するときには作りますね。なんなら今も作成中です。笑

どうしてカメラを仕事にしようと決めたんですか?

警察官からカメラマンって、ガラッと方向転換してますよね。笑

やりたくないことを続けることに限界を感じてたんです。
警察官の仕事は自分で選んで続けていて、いつかやる気が出るんじゃないかなと思ってましたが、結局やる気はでませんでした。

カメラだったらあんな写真がとりたい!っていうワクワクする想像ができるのに、警察官の仕事では未来がまったく見えなかったんです。

上司にも「お前はいつも遊ぶことばっかり考えてる。」と言われていました。笑

最初は、カメラは好きだけど、仕事にはできないって思ってたんです。
でも、5ヶ月間LIFE DESIGN SCHOOLで自分の好きを見つめてしてきて、カメラにしかたどり着かなかったんです。

僕が25歳の誕生日を迎えた時に、このままやらないで終わるのは嫌だなって思いました。30歳になっても、40歳になっても、やりたいと思うんだろうな、と確信があったんです。
だったら、一番若い今この瞬間から始めようと思い決めました。

正直、警察なんて辞めてやる!という思いもありました。
本当にやりたいこと、と
全然やりたくないこと、の
仕事に対する情熱のギャップも決断の後押しになりましたね。

カメラを仕事にしていく上での山場はどこでしたか?

仕事を辞める瞬間です。
カメラで生計を立てていけるレベルには至っていないにも関わらず、周囲のの人を説得して辞めるのはとてもじゃないけど自信が持てませんでした。

これから成長していくので、可能性はあるけれど、実力がないのに飛び込むのは怖いですよね。
でも本音は、先に現場に飛び込んでから経験詰んだほうが良いはずだ!と思っていたんです。

一般的には、実力ついたら独立すると言うけれど、いつになったら実力がついた実感が湧くのかわからないじゃないですか。
想いには賞味期限があるので、やりたいことに挑戦せず現状のままで、想いを腐らせてしまうのはもったいないと思うんです。

 ーカメラを仕事にし始めてから難しさを感じたのはどんなときですか?


案件をもらうのが最初の課題でした。 今はカメラの講座を受講してるけれど、最初の頃は、カメラマンになりたいけれど、何から手をつけたらいいのか分からない状態でした。

渋谷に出向いて「撮らせてください!」と声をかけにいったこともありました。
最初は自分の写真に自信が持てなかったから不安でした。好きなものを否定されたら嫌だなと思って。

どうやってその難しさを乗り越えましたか?

知人、友人から仕事を紹介してもらって進んできました。

住む環境を新潟の一人暮らしから、東京のシェアハウスに変えたのは大きかったです。

自分の周りからじわじわと広がって、僕がカメラを仕事にしてると周知されていきました。
趣味で撮っていた写真は特定の人にしか公開していなかったけれど、より多くの人の目に触れてもらうことが大事だと思って発信していたら、仕事を紹介してくれる人が現れました。

まずは、はぐくむタウンに住んでいる住人たちのカップルフォトを撮らせてもらいました。
積極的に「撮って!」と声をかけてくれたし、この機会がなかったらカップルフォトの実践は始まってなかったんじゃないかなと思います。

関わるコミュニティが広がって、いろんな職種の人と出会えるようになりました。友達が、友達をつなげてくれることも増えてきましたね。

つながりが広がって、応援してくれる人も増えました。
僕の写真を好きだって言ってくれる人もいて、一層想いが強くなりました!

周囲の人からいただいた機会で、経験を重ねるほど、腕が上がっているのも実感し始めています。
以前は、撮影後に「もっとこうすれば良かった」と後悔していたけれど、今では、撮影しながら「こうしてみよう!」と考えることができるようになっています。

1つ夢があるんです。このあいだ大学時代の親友がオリンピックで銀メダルを獲ったんです。彼と、お互い有名になって将来、テレビで紹介し合うって約束したんです。だから、いつも先にいる彼に負けないように日々試行錯誤しています。

ふみやにとって”共に生きる”とは?

彩り、ですね。

一人ひとりと濃い関わりになると、自分の人生劇場にちょっと出てくる〇〇さんではなくなります。

僕が関わる人たちも、各々が人生の主人公をやっています。
いろんな人生の主人公視点を、一緒に観ているような感覚です。

物語が多数あると、その分めんどくさいこともありますが、今のほうが面白いんです。
自分の人生に、他者の人生物語が絡み合っていくことで、自分ひとりのものじゃなくなっていく感覚です。逆もまた然りですね。

楽しい時だけじゃないんです、楽しいと思えないときでも、どんなときでもそばにいる。
そんな関わりが、やっぱり楽しいと感じられるようになっていくんです。




【編集後記】
元警察官、現カメラマン。ってすごくインパクトのある生き方ですよね。
夢を形にするためには、現実性を考えて迷っているより、飛び込んでしまったほうが早い、というスタンスが素敵だと思いました。
それから「想いには賞味期限がある」というフレーズも印象的ですね。放っておくと腐るし、水をやれば育つ。やりたいことへの想いは、植物のようなものなのですね。
一緒に暮らしているシェアハウスのメンバーに、思い切った決断ができる人がいると、背筋が伸ばされますね!

【お知らせ】


8月9日(火)19:00-21:00に、はぐくむタウンの暮らしのリアルをお伝えする座談会を開催します。
シェアハウスの住人と直接お話してみたい人はいかがでしょうか?

👉詳細はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?