【後編】仕事も子育てもたのしむ、欲張りなワーキングマザーの生き方とは? LIFE WORK LIVE #01 イベントレポート
こんにちは。はぐくむnote編集部のかとーです。
前編に引き続き、後編では子育てや仕事との両立について、イベントの内容をまとめてみました!
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【後編まとめ】
① 家事育児は平等が口癖
② 子育てには多くの人に関わってもらう
③ 助けを求める
④ 失敗は成長のバロメーター
⑤ 周りの声を受け流す
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(前編はこちら)
子育てのこだわりとは?
【平等が口癖】
パートナーとは仕事と育児、”平等に”が口癖。OKANに転職する時、もっと仕事にコミットしてやってみたいと思っている事をパートナーと話し合って、パートナーが働き方を会社と交渉してくれたという。やっぱり、パートナーがすごく協力してくれてるんだな〜!と感心したと同時に、それをみて当たり前だと思うぐらいの社会になったらいいな〜と思って聞いていました。
【多くの人に娘と関わってもらう】
浜田さんは、いろんな人に関わってもらう子育てのこだわりを持っています。大学生が共働き家庭に両立体験をしにいく事業をやっていたスリールに転職して、受入家庭の方が周りの人を巻き込みながら子育てをしているのを目の当たりにした時に、感銘を受けたそうです。そこからたくさんの人を家に呼んで、娘さんと関わってもらうことをはじめました。
浜田さんは、「父親と母親だけでは与えられる情報が少ない」と言います。
受け入れた学生の就職先の職場にも遊びに行ったりするし、よく家にも来てくれるし、娘も大好きになっています。アメリカの同期が家に遊びに来てくれたりもします。娘の関わる人が多くなることで、娘の世界が広がっていってるのを感じています。大学って何?とか、あの飛行機に●●さん乗ってお仕事してるかな?とか。いろんなものをリアルに感じてもらえるんです。
確かに、考えてみれば、小さい子供にとっては家と保育園や幼稚園が世界の全てなんですよね。小さい時から、それだけじゃなくて、いろんな世界に触れられる娘さんが羨ましいです!
個人的には、「家族3人だけど、家族が多い感じがする」というのがとても素敵だと思いました。
仕事と子育て、両方欲張るためのスタンスとは?
【助けを求める】
今日聞いていて少し意外だったことは、浜田さんも最初は仕事か子育てかの”どちらか思考”だったことです。
でも、一度乗り越えてみた経験があったからこそ、仕事も子育てもどっちもやっていいんだ!と思えるようになったそうです。
その中で、大事にしていることは、助けを求めること、全部自分でやろうとしないこと。
旦那さんにも、両親にも、妹にも、友達にも、物理的な助けだけではなく、話を聞いてもらったり、背中を押してもらったりして、エネルギーをチャージできる窓口を作れているんだそうです。自分の弱さを知っていて、それを周りに見せられる強さがあるからこそ、仕事も子育ても頑張れるんですね!
強さって言うと、誰にも頼らずに全部自分でやる力だと思う人も多いと思います。浜田さんを見ていると、強さって辛い時でも折れない”しなやかさ”なんだと思いました。
【失敗は成長のバロメーター】
参加者から、「自分のありたい姿、やりたいことに挑戦する過程で、できない自分に直面した時に、目標からブレずに進み続けるコツはなんですか?」という質問が出ました。
それに対して、浜田さんは、「失敗しないことがリスク」だといいます。
失敗することは自分の成長につながる。スリールで仕事をしていて、4年目になると失敗しなくなった時がありました。その時に、私もう成長しないんじゃないかっていう危機感が芽生えたんですよ。成長の伸び代がなくない?って思ってしまって。
その話を聞いて、やりたいことになかなか向かっていけない人と浜田さんでは、失敗の捉え方が全然違うなと感じました。まさに、失敗を成長のバロメーターにしています。どうしたら失敗をそういう風に捉えられるようになるのでしょうか?浜田さんは、その背景も語ってくれました。
もともと、ディズニー時代は少し失敗しただけで、先輩にめちゃくちゃ怒られていたのもあって、失敗がめちゃくちゃ怖かった浜田さん。しかし、そこからスタートアップであるスリールに転職。代表に失敗してもいいからやりなさい!どんどん失敗しなさい!って言ってもらえる環境があったから、失敗して成長していいんだって思えた。正解がないスタートアップだからこそ、失敗して、失敗して、失敗して、やっとうまく行ったことがモデルになる。しかも、失敗するとどんどん失敗に対する不安がなってさらにチャレンジできるようになるという。
浜田さんの場合は、失敗するよりやらない方が悪なんだっていう環境に身を置くことで、失敗しまくって成長する中で、そういう考え方を身に付けたことがわかりました。
実現したい未来に向かっていくために、欲しいですね!失敗力!
【周りの声を受け流す】
出産した後アメリカに行くなんて思い切った決断をするときには、必ず反対の声があったはずですよね。もちろん心配してくれての声なんだけど、本当にやりたいことなのかな?と自分が揺らぐことはよくあること。それに対して、浜田さんは、自分のやりたいことを認めてくれる人を大切にするということと、自分の実現したいことを実現するためには、ある種そういう声を受け流すことが大事だと語ってくれました。
でも一方で、反対する声が親だったり身近な人の声だったりする場合、大切な関係性だからこそ、なかなか受け流せなかったりして、やりたいことが引っ張られる。はぐくむが運営するLIFE DESIGN SCHOOLでも、やりたいことを実現していく過程で、親の期待や反対とぶつかることがよくあると思います。
浜田さんも親からいまだに専業主婦になりなさいと言われるそうですが、そういうときこそ自分のありたい姿を見つめ直すことを大事にしています。
個人的には、親と子供の関係性についての意見がすごく参考になりました。
私が親になったときに思ったのが、私の娘だけど、私じゃない。一人の人間なんだって。
親の期待は、子供を自分と同一視してしまうことから生まれるんだなと気づいたし、だからこそ、自分のありたい姿を見つめ直して、自分を一人の人間として主張していくことが、親の期待や反対の声と付き合っていく上で大事。LIFE DESIGN SCHOOLでもそういうプロセスで、みんな実現したい未来に近づいています。
最後に
いかがでしたか?
はぐくむが主催するLIFE WORK LIVEは、ライフワークしている人にどんどんスポットライトを当て、若者のロールモデルが増えたらいいなと思ってやっています。今後も、登壇者が次の登壇者を紹介する形式で、ライフワーカーの生き方に迫るイベントを続々開催していきますので、お楽しみに!
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