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サステイナブルを考える

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エシカルな暮らしを続けるために、今、世界で起きていることを私なりに考えてみます。
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#サスティナビリティー

海洋プラスチックごみ問題解決の可能性

先日、ゴミと泳ぐマンタの記事を見てからの衝撃がずっと頭から離れず、プラスチックの海洋ごみについて、情報収集をしてました。 今まで行ったダイビングスポットで、1ダイブ中に見つけるごみは1つか2つ。 実は、ごみを見つけるのが難しいほど、私には珍しいことだったのです。 けれど、それは恵まれた場所へ潜りに行っていたことに気づきました。 4月に行ったセブ。保護区以外ではプラスチックごみがたくさん海の底に落ちてました。この↓ダイバーほどひどくはないけれど、胸が痛くなるほど(物理的では

ゴミと泳ぐマンタ

まだ知らない美しい場所も まだ知らない汚された場所も たくさんあって 美しい場所は いつまでも美しいまま 汚れた場所は いつかだれかが何かをしてくれるんだろう と潜在的に考える罪 美しい場所に行って感動した体験と 汚れた場所に心を痛めて体を動かせることは 比例するんじゃないかな 美しい場所も 汚されてしまった場所も 知ること 見ること そこからはじまる

自分より大きい生き物が手の届く範囲に近づいてきたということ

動物園や水族館に行けば会えるのですが、それは決して手の届く範囲ではなくて。 イルカと泳いだり、マンタが近づいて来たり。 彼らは、私を認識していて、近づいてきて、横を通っていく。 目線の先には、私が見ている世界よりもっともっと広い世界を見ている。 目の前に来た瞬間、それはまさに畏怖。 今、思うと、自分の力や知識、持ってるものがちっぽけに見える瞬間だった。 体を縮こませることなく、のびのびと泳ぐ。暮らし。 優雅とはそういうことか。

シェアリングオピニオン

少しだけ最近は、うれしいニュースがあったのです。 丸運/NPO法人「地球元気村」の企業村民に登録https://lnews.jp/2017/12/j120609.html Instagram、野生動物保護に反するハッシュタグ検索時に警告を表示https://japan.cnet.com/article/35111411/ 環境配慮企業への投資促す 環境省、来夏に戦略策定https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24384500X01C17

「環境に配慮する」=「意識高い系」と言われることに腹を立てなくするために

地球環境が危機的な状況になりつつあるということを知っていて、行動しているだけで、「意識高いですね」と言われ、ニュースにもなってることを伝えたら「テレビ見てないんですよねー」と言われたことについて。 その、たった一言で、2日間考えた。 結論、「意識高い系」が世の中を変えていく努力をすれば、意識低い系の人たちの消費行動もコントロールできるのだ。つまりパレートの法則。 「意識高い系」と割り切って進めていこう。 理解してもらうこと 理解せずに知らずに使ってもらうこと 両方を進

episode 006 グッドライフを求める消費者のビリーフ・ドリブン

この話は、企業としてまずは”ブランドありき”でないと話が進まないのだけれども、これからは「第2世代のブランディング」の波がくるのかもしれない。 それは、TVによる大量リーチで知名度が消費を左右していた”ブランディング”から、企業の社会的・政治的問題に対するスタンスを行動として示すことで作られる”ブランディング”へ、シフトしつつあるということ。 その企業の行動や姿勢の如何によって、そのブランドの製品やサービスを購入するかどうかを判断する「ビリーフ・ドリブン」な購買者が世界的に増

episode 005未来を変える80人

2006年に出版されたとは思えない。 この企業たちが世界に影響を与えているといえど、今もなお、世界は広く、解決すべき課題は、解決できた数を超える。 利益追求を設計したうえでのサステナビリティ・ディベロップメントを、考え出し、理解させ、成果を上げた人たちがこんなにいるなんて。 未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家 シルヴァン・ダルニル (著), マチュー・ルルー (著), 永田 千奈 (著) http://amzn.to/2zbXbpj

episode 004 HONEST

ジェシカ・アルバが立ち上げたThe Honest Company -2011年に創業した環境にやさしい家庭用品ブランド- 人はなにかのきっかけがあると思う。 潜在したまま動く人、自覚のある人、自覚はあっても表面上触れない人。 私は、ジェシカ・アルバをきっかけに、自分の進む道の視点が合った。 ちょうどそのとき、妹から精油とディフューザーのプレゼントをもらったりして、My オーガニック 元年。 "普通の人が買えるエコ製品を” アルバの望みは、富裕層向けでもなく、ヨガを欠か

episode 003 ファッションのマイルール

H&Mがデンマークで毎年12トンの売れ残り衣類を焼却処分 テレビ局が報道 https://news.yahoo.co.jp/byline/abumiasaki/20171016-00076970/ 今週は特に、服のことを考えていたので、私的にはホットで決定的なニュース。 できるだけsweat shopと呼ばれる企業の服は避けたいし、環境負荷対策を企業ポリシーとしているブランドを選びたいと思っているけれど、デザインや価格、入手しやすさを考えると、オーガニックコットンの服ばかり

episode 002 続・コーヒーのこと

マイボトルについて書いた次の日に、とある都内のスターバックスで、どれくらいの人がマイボトルを持ってきているか観察してみた。 あくまで主観的にみて、5人に1人くらいはマイボトルに入れてもらっていた。どんな人かというと、けっこうさまざま。勝手な先入観でOLさんが多そうと思っていたけど、サラリーマン男性もちらほら。 マイボトルを選択する理由って、エココンシャスがすべてじゃない。水筒に入れてもらうと、カバンの中に入れて持ち運べるのだ。それってすごく便利。移動するときに、手が空くし

episode 001 コーヒーのこと

毎朝、出社前に、どこへ寄ろうか悩むコーヒーショップ。朝型の私にとって、朝を逃すとインプットがなかなか難しい。なので、できれば出社前にどこかで落ち着いて文字を読むことにしてる。 選ぶ基準の理想は、駅から会社のルート内にあるか、マイボトルに入れてくれるかどうか、価格はスターバックスを超えないか(笑)、味の好み、フェアトレードの豆を一部でも取り扱っているかどうか。 駅から会社のルート内にあるかは、横着者なだけなので、マイボトルの話とフェアトレード認証について。 スターバックス