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ジョジョの奇妙な冒険 ブチャラティに憧れる

衝撃のジョジョ連載開始

小学校低学年、ディオの登場シーンをみたときからジョジョの奇妙な冒険にハマりました。小学生ながらにディオの卑劣さに義憤を感じ、しかし、どこか真理を語っているようにも思っていました。クラスメイトが「ドラゴンボール」一色の中、ジャンプを買ったら真っ先に「ジョジョ」と「こち亀」を読む私には心を通ずる友人もなく、犬だけが友達という状況をジョナサンとダニーの関係に重ねたりして。

歴代最愛のキャラクター

そんな私の尊敬する人物は第5部に登場するブチャラティ。
ブチャラティは、ギャング組織のチームリーダー。成果をあげて幹部に昇進し、責任感を持ってボスの勅命を遂行する仕事人です。しかし、儲けるために麻薬売買に手を染める組織に疑問を感じ、娘までを利用するボスのやり方に覚悟を持って反旗を翻します。
会社で言うと、利益至上主義でコンプライアンス違反をして社員を潰すブラック企業に、中間管理職が立ち向かっていく感じでしょうか。

吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!

(ジョジョの奇妙な冒険 第五部 ブチャラティ名言)
 吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
 なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!
 自分の利益だけのために利用する事だ…

社員を駒のように考えたり、会社のためにはなんでもやるべきだと洗脳してやりがい搾取する経営者は、吐き気をもよおす『邪悪』!
「搾取される側が無知なのが悪い」というご意見もありますが、ブチャラティ信者かつ無知側の私としては、一緒に学んでいくスタンスをとりたいと思います。

人間、自分の利益のためでも、ついつい都合よく相手のためだという理屈を考えてしまいがち。会社での地位が上がれば上がるほど、その影響力は大きくなります。何かを決断するときは、一度立ち止まって『邪悪』な考えではないかを自分の心に聴いてみたいものですね。








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