陰陽師

中学の担任羽田先生が貸してくれたのをそのまま借りパクして積読してた本。色んな意味で読みやすかった。
夢枕獏の文章はスッキリしていてスラスラ読めてしまう。久しぶりに一気読みした。
普段歴史、時代小説を読んでいるとどこまでが脚色なのかが気になっていちいちネットで調べてしまうので物語に没入できなくて辛くなるのだけど今回はなかった。そもそも小説で歴史を学ぼうとするのが間違いなのだけれど…。
一応実在の人物や実際に語られている伝説やらは出てくるけど呪術、妖怪が当たり前の世界観なのでそこらへんは割り切って読めた。
琵琶の話面白かった。三種の神器の琵琶版。ロマンです。
続編も何個かあるみたいだからそっちも読んでみたい。

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