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【大学入試対策】日本史千本ノック Part.36

ちょっとした空き時間に日本史を学べる千本ノック、本日はこちらの3問です。

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問題
✅第1問
旧石器時代から縄文時代への変化に関して述べた文X,Yの正誤をそれぞれ判定せよ。(センター2013・追)
X 気候の寒冷化にともなって針葉樹林が広がり、ナウマンゾウやヘラジカなどの大型ほ乳動物が姿を消した。
Y 朝鮮半島から移り住んできた人々によって、水稲耕作とともに縄文土器がもたらされた。

1 X:正 Y:正   2 X:正 Y:誤
3 X:誤 Y:正   4 X:誤 Y:誤


✅第2問
古墳時代中期の出来事について述べた文として正しいものを、1~4から1つ選べ。(センター2013・追)
1 倭の五王が、中国南朝の宋にそれぞれ朝貢した。
2 卑弥呼の使者が、楽浪郡を介して後漢の都へおもむいた。
3 稲荷山古墳出土の鉄剣が、高句麗王から倭王へ贈られた。
4 倭国と友好関係の深い渤海が、新羅に併合された。


✅第3問
10世紀の出来事について述べた文として正しいものを、1~4から1つ選べ。(センター2013・追)
1 墾田永年私財法を契機に、貴族や寺社の所有する多くの荘園が成立した。
2 多くの軍団が廃止され、それに代わり国ごとに衛士が置かれた。
3 課税単位の名を田堵に請け負わせる徴税法が、行われるようになった。
4 公領(国衙領)の収益を知行国主に与える知行国の制度が広がった。







解答
✅第1問
正解 4
解説
X
縄文時代になると、気候が温暖化し、針葉樹林から落葉広葉樹林(東日本)、照葉樹林(西日本)へと植生が変わっていきました。

Y
水稲耕作の伝来は弥生時代です。縄文土器も弥生土器に直しておこう。


✅第2問
正解 1
解説

弥生時代の話です。


稲荷山古墳出土鉄剣が高句麗から送られたという事実はありません。


渤海は7世紀末に成立し、10世紀に遼(契丹)によって滅亡した国です。
倭国と友好関係が深く、新羅に滅ぼされたのは百済です。


✅第3問
正解 3
解説

墾田永年私財法は743年に発布されたもので、時代の条件に合致しません。


多くの軍団が廃止されたのは8世紀末期、桓武天皇の時です。
かわって新設されたのが健児です。


知行国の制度が広まったのは、院政が盛んだった11~12世紀の頃です。時代の条件に合致しません。


ということで以上です。今日もお疲れ様でした🍵
最後に、今日のBGMです。


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