小さな女の子とのグータッチ
こんにちは、萩餅ぼたんです😊
私は趣味でサイクリングをしています。
山道、海道、街中、いろいろなところ走っています。
サイクリング中に一番気を付けているのは、
「周りを不快にさせない走り」です。
道路の左側を走る、
無理な追い越しをしない、
歩行者がいるときは必ず止まる、
一事が万事。
1人のサイクリストの行動が、サイクリスト全員の行動につながると思っています。
そして、最近できたもう一つの気を付けていることが、
「人との関わり方」です。
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ちょっと昔の話ですが、隣町に美味しいパン屋さんができたという話を聞き、早速食べに行こうと自転車で向かいました。ですが、到着した時間が遅かったため、残念ながらパンを買うことができませんでした。
しかたなく店を出ようとすると、小さな女の子がお母さんと一緒に来店してきました。
女の子は店に入るや、私の姿(ぴっちりウェア)を見て、
「なんでそんなかっこうしてるの?」と、楽しげに話してきました。
「自転車に乗ってるからだよ~」と私もお返事。
「すごーい!!」
「どうやったら自転車乗れるの?」
「明日公園で教えて~」
女の子は嬉しかったのか、たくさんの質問してくれました。
しばらくすると、女の子のお母さんが、
「そろそろ帰ろうね」と女の子に言いました。
「またね!自転車教えてね!」
女の子がハイタッチをしようとしてきました。
私は迷いました。
たった一瞬だとしても、「もしかしたら」何かをうつしてしまうかも…。
でも、笑顔の女の子を悲しませたくない。
そこでとった行動が、グータッチでした。
グーにした私の手を見て、女の子も開いていた手をにぎり、
お互いにこっつんこ。
笑顔でサヨナラすることができました。
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ほんのひとときの出来事でしたが、今でも忘れられない思い出です。
その女の子とはそれ以来会っていません。きっと女の子は、私の事もグータッチのことも忘れているかもしれません。
でも、いつか自転車に乗れるようになった女の子とどこかで再会できたら、笑顔でハイタッチしてサイクリングしたいですね。
それまでは、ぐっと我慢のサイクリングです。
では、また次回の記事でお会いしましょう😊
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どうぞよろしくお願いします。
こちらは自己紹介記事です。
もし気になりましたら是非読んでみてください😊
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