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映像モニターとロボットアームの素敵な関係

コンサート演出などには未来がある。ロボットアームの先に映像モニターを取り付けたら、色々表現できちゃう。そんなかっこいい装置も、世界のコンサート演出や商業施設で登場し始めてます。LEDやロボット技術の発達によって、どんどんコンサートが未来感たっぷりになってきている。

この写真。ロボットアームの手の部分に「LED」のモニターパネルが設置されている。これはRobotic Arts社の「ROBOSCREEN®」という商品。アメリカでは特許も取得しているもの。

下記の映像を見てほしい。これは最近就航したクルーズ客船"Quantum of the Seas "その劇場に取り付けられた6台のRoboScreens。

いやあ、色々できますよね。これ。

ROBOSCREEN®は、これまでUltra Music Festival やBON JOVI,deadmau5のほか、すでに日本でもKis-My-Ft2が「キスマイアーム」としていち早く取り入れている。キスマイの場合は、この動くアームモニターにメンバーを固定しうごかしまくる!という荒業もやってのけた。

コンサートだけでなくアートとしても

さらに色々調べていくと、こんなプロジェクトにも行き当たった。Raman K. Mustafaさんを中心としてUCLAで2013年に公開された「THE AETHER PROJECT」というプロジェクト。どちらかというと演出というよりアートな感じ。(下記)

1つのロボットアームにはプロジェクター。1つのアームには立体的なスクリーン。これは非常にきれい。是非、映像もみてほしい。

そいえば、シルク・ドゥ・ソレイユもロボット&映像モニターを使った演出が...

最後になるが、ロボットアームと映像モニター...いや「超巨大モニター」なのだが、こんなのもあったなと思い出した。みなさんご存知シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)の”KÀ”である。

MGMグランドホテルのラスベガスの専用劇場。メカトロニクスな舞台。実際に巨大モニターセットが動く映像もあるのでお時間があれば下記の映像も面白いと思います。いかに巨大な舞台かわかります。

ロボットアームと映像の演出はまだまだこれから広まりそうですね。ライブやコンサートなどは非日常体験を得ることのできる空間。日本でも見られることを期待しましょう。

■参考ウェブサイト:LIVE DESIGN ONLINERobotic ArtsWIRED UKTHE AETHER PROJECT

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