Hagihara Colombia Supremo -コロンビア・スプレモ-

萩原珈琲スペック、その代表的な豆の1つ。コロンビア・スプレモ。
コロンビアの輸出規格、エクセルソの中でも「Supreme (英語)」、ラテン語では「Supremo」。つまり、最高品質の輸出規格を意味している。

粒の大きさや、産地をある程度の地域に絞り、コロンビア特有の強い酸味を抑えつつ、中でも「甘みの強いロット」を厳選し、入荷している。

萩原珈琲のコロンビアは、次の2通りの焙煎パターンがある。
①：コロンビア・スプレモ
②：コロンビア・スプレモ　浅煎り

ストレートとしての出荷量は、圧倒的に ①：コロンビア・スプレモが多く、実に ②：浅煎りの120倍にあたる。近年のトレンドである「酸味系」に比べ、私たちに求められている品質が、如何に「昔から変わらない」ことを求められているかが見える。

尚、一般にお客様が「スプレモ」と呼称するものは、上記①にあたる。

仕様
商品名：コロンビア・スプレモ
原産国：コロンビア
焙煎度：中煎り (ハイロースト)
精　製：水洗式 (ウォッシュド)
※水洗式(ウォッシュド)：果実を除去し、種を取り出し、種だけを乾かす。

特徴
水洗式ならではの、すっきりとし透明感のある舌ざわり。甘く熟れた柑橘のような香りが強い。また、中煎りに仕上げることで、強めの酸味が緩和され、苦味とのバランスが保たれている。

香味の強いコーヒー(ボディが強い)で、ストレートの出荷量が多いが、ブレンドの要素として利用することも多い。香りを華やかに。甘味を増したい。味を強くしたい。そんな場合によく用いる。

コロンビア・スプレモ 浅煎り
焙煎が浅くなると、酸味が強くなる。コロンビア・スプレモは、素材の香味が強いため、浅煎りの酸味は非常に強い。しかし、柑橘のような香りの華やかさは増し、口当りもすっきりとしているため、より爽快感を感じられる。
ストレートでの出荷は比較的少なく、出荷の大半がブレンドの要素として使われている。

中煎り・浅煎りの2種類を用意しているコロンビア・スプレモ。
どちらも、香り高く、甘みが強い。あとは、酸味の好みでどちらかを選ぶ、飲み比べてみるのも面白い。