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プレゼン次第。あなたの希望かなえます。摩耶山掬星台でアウトドア会議。

新型コロナ感染症の拡大にともない、急速にリモートワークやテレワークが普及しつつある。同時に、会議もリモート化が加速し、私たちも「会議室」を使用することがほとんどなくなった。でも、やっぱり膝を付き合わせて、話し合いたいよね。微妙なニュアンスを感じとりたいよね。って、常日頃考えていた。

そんなときに、摩耶山再生の会のWork702事業が始まることを知った。事業内容の1つ、キャンピングオフィスは、神戸市灘区に位置する地元の山、摩耶山上、掬星台を広大なオフィスと見立てた、屋外オフィスだ。純粋に、地元を利用したこの事業に嬉しくなり、すぐに主催者に連絡を入れた。※Work702

プレゼン次第。あなたの希望かなえます。

社員が、1年間(10/1~9/30)に実現したい企画を持ち込み、プレゼンテーションをする。投票で上位3企画を、期間内に実現する。というもの。

主催者から、「テントの設営からがこの企画の真髄」との連絡を受け、先発隊が出発。坂のまち、灘のまちを南北に走る坂バスに乗って、ケーブルまで。そこからは、摩耶ビューライン(ケーブル、ロープウェイ)を利用して、神戸のまちを眺めながら山上の掬星台に到着。

新品のSnow Peakさんのタープ。掬星台はもともと岩盤だったところに土を入れているらしく、4人で交代しながらペグ打ち。難しかったけど、ようやくオフィスも完成。

営業部を中心とした後発隊が到着し、会議が始まった。プレゼン時間は1人5分。質問タイムは3分。製造部の社員がタイムキーパー。店舗勤務、総務部、営業部から8つの企画が持ち寄られた。Wi-Fi環境を利用して、本社や焙煎工場にも中継する予定だったが、この日はWi-Fiがダウンしていて、会議参加者13名による投票で決戦。途中、摩耶ブレンドでコーヒーブレイクを挟み、無事3つの案が決まった。※Wi-Fi環境は今は整っています。

みんなやりたいことが沢山あるんだなって思ったし、それをいつもの会議ではあまり口に出さないんだなと感じ、少し反省。そして、リモートや会議室でやっていた時と全く違ったのは、会議中の「私語」の多さだった。この私語は、プレゼン内容のわからなかったところを、となり同士で確認している場面が多くて、逆に言えば、会議室の閉鎖的な空間では解らないまま議題が進行していると思うと、ゾッとする。さらにリモートを想像するともっと怖い。

何よりもやって良かったなと思えたのが、久しぶりに膝を付き合わせて、互いに直接語り合える環境を作れたこと。いつも以上に笑顔も増え、プレゼンの声も大きい。おいおい、周りに一般客めちゃくちゃおるで…。さすがに、聞き耳立てている同業者の人はいなかったけどw

会議を終えた18:00頃、本社や工場で業務に当たっていた第3部隊が到着。会社のある灘のまちや、神戸、大阪湾を眺めながら、摩耶ビューテラス702(屋外テラス)で懇親会。ちょうどこの日は、中秋の名月の翌日で、満月の夜だった。

リモート会議はもちろん活用させて頂いているけど、今回の摩耶山上でのキャンピングオフィス(アウトドア会議)を利用させて頂いて、生まれた3つの企画。これらは、いつもはあまり見られない「客観性」が入っているし、遊び心や、どこか「温かさ」も感じる。必ず実現しますね!

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