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Bar HAGEです。 カットシーン集02 地球に帰る前、直人1からハゲお守りを渡されるシーン

★カットされたシーン集
 1.私がBarで酒を飲むシーン
➡2.地球に帰る前、直人1からハゲお守りを渡されるシーン
 3.私と彼女のラブシーン

★本編
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 01
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 02
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 03
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 04
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 05
ハゲ小説#3 Bar HAGEです。編 06
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直人2と3が続ける。
「どうやら、これ以上はあなたの精神が耐えられないようです。さあ、こちらへ」

え?うんこを堪えて、震えてただけなんだけど.....。

どうやら、直人たちに勘違いされているようだったが、彼らのオーラに圧倒されていた私は、言われるがまま従うしかなかった。

私はおしりに力を入れ、おぼつかない足取りのまま、不思議な酒場、
Bar HAGEです。の外へ連れ出された。

そこには、直人1が少し眉間にしわを寄せて立っていた。

「どうか、こちらをお持ち帰りください」

「?・・・・・御守り?」

「はい、我が星ケナーシ製のハゲ御守りです。きっとあなたを災いから助けてくれるでしょう。あなたの星では、まだその毛は必要みたいですから。我々から見れば、失くして光となるもの。しかしあなたにとっては、在っての光。感覚はそれぞれです。けれども忘れないでください。星の永劫は看過できぬもの。変化なくして光は大きくなりません。

あなたの星は、この宇宙でも群を抜いて美しい。気づき動くならば、いっそう光を纏い輝くでしょう。このままではいけない、この頭ではいけないと、いつかお分かりになる時が訪れます。我々は、それを常に望んでいます」

おしりに力を入れたままの私には、直人1の言葉が、9割がた入ってこなかった。

そして―――――。

私は見ちゃいけないと思いながらも、直人1の目を盗み、こっそり御守り袋の中を見てしまった。そこには、水晶の板にこう書かれていた。



「毛」


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何だかよく分からない御守りだな。と思ったが、不思議な空間に来たっていう記念に丁度いいな。と思い、パンツの後ろポケットに入れた。


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>>早送り きゅるきゅるきゅる~~
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「夢、だったんだよな?やっぱり・・・・・」

起き上がろうと枕元に目を向けた瞬間、私は驚愕した!

「!?なんだコレ!??」


そこには抜け落ちた毛髪が無残にも、白い布団シーツを真っ黒に染め上げていた!!

私は昨日、直人1から渡された御守りの存在をふと思い出し、洗濯される直前だったパンツの後ろポケットをまさぐった。

慌てて取り出したそのとき、御守り袋の中に入れられた水晶の板に書かれていた「毛」の文字が、私の見ているまさにその前で、スゥー~っと消えていった―――。


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洗面所の鏡の前。

そこには、13人目の竹中直人が立っていた―――――。


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ハゲ小説#3 Bar HAGEです。
カットシーン集02
地球に帰る前、直人1からハゲお守りを渡されるシーン 完






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