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シリコンバレー式超ライフハック 読中感想(Part1)

シリコンバレー式超ライフハック 著:デイヴ・アスプリー Audible版

とても興味深い本なので、ひとまずPart1でまとめます。

著者が実践して効果のあるハックを47記載してあります。順番が前後してしまいますが、興味深い順番から。

7年ほど前より、私自身も人間のこころと身体の関係を勉強したり、トリートメントを通して自分の身体と向き合う時間をもって来ましたが、十分に信頼出来る内容だと感じました。

自己免疫疾患の遺伝子を持つ人には、日常生活の中で身体が危機に感じるのを最小限に抑える

私事ですが、1歳からの極度のアトピー性皮膚炎と潰瘍性大腸炎という二つの自己免疫疾患を持っています。

本書の解説では、自己免疫疾患のDNAを持っている人は、継続的なストレスにより炎症を発症し罹患する形が多く、自己免疫疾患は、現在人口の20%の方が罹患していて毎年20%ずつの割合で増えているそうです。

発症プロセスは以下だそうです。

自己免疫疾患のDNA保持者 → ストレス → 回復の時間がない → 身体は危機に瀕していると認識される → 炎症がおきる → 白血球が他の体内システムを攻撃し始める → これが自己免疫反応

私も、アトピー性皮膚炎が発症した1歳の時と、潰瘍性大腸炎を発症した42歳の時に極度のストレスがあったので、非常に納得しました。

また、著書では、競争意識が高く、緊迫感があり短期で完璧主義の性質のある方と自己免疫疾患の相関関係があるそうです。納得。

では、どうすれば良いのか。自己免疫反応が出ているというのは、身体が危機に瀕しているを認識していることを理解して、身体に「自分は安全だ」と思ってもらう行動が大切とのこと。

具体的な行動としては、下記だそうです。

①目標を明確にして目標達成のための時間を使う。それ以外は、Noという。

②細かく 5分単位の休憩をとる。イメージは、ダッシュ→休憩→ダッシュ

③定期的にしていることで、エネルギーを吸いとっていることをやめる

④子どもやペットに接するように自分に優しく接する

⑤自分にあった疲労回復タスクを実行する(日・週・月)

自分探しをやめて自分作りをする(「新しい自分」を脳にしみこませる)

最高の自分を表現する言葉を何回も目にする・聞くそうです。

私の場合は、下記の言葉にテンションがあがります。

・あなたと話すと刺激になる

・強くて柔らかいですね

・芯があるね

また時間配分の考え方

0:エネルギーを失わせること

10:関心は無いが重要かつ有効

90:やる気と喜びを与えてくれること

目標とする時間配分が明確になって良かったです。関心は無いが重要かつ有効という活動もあったりして、そちらを0にしなくても良いという考え方にほっとしました。

言葉を変えて限界を押し広げる

限界を作ってしまうNGワードがあるそうです。

①出来ない → やる必要を感じない。方法がわからない。

②必要がある → 重要でないものの重要度を上げてしまう。人間に必要なのは、空気、水、食料ぐらい。

③悪い → 対立関係を生む

④やってみる → 失敗の可能性を自分に許す言葉。やる、に言い換える。

私も意識して上記言葉を使わないようにしてみようと思いました。

恐れを手放す

恐れという感情は、生命維持のための本能だそうです。

恐れは、時間や愛着のあるものが無くなる時に感じる執着より生まれるそうです。恐れを感じる時は、自分にフォーカスすることが有効とのこと。

恐れの原理を知ると、なるほど、と思いました。

著者は、子どもなどに対して今日した失敗を祝うそうです。

失敗はチャレンジした証なので、失敗した日はチャレンジした日、失敗が無かった日はチャレンジが無くて残念な日だという印象を幼いころから印象付けるようにしていると。

日本は、特に失敗に対してネガティブな文化を持っていると思うので、まずは自分の家庭から失敗を祝う家庭にしたい、と強く思いました。

すべてを得た後でも、欲しいものを知る

不足の欲求を満たすのは、本当に欲しいものでは無い可能性があるそうです。すべてを得た後でも欲しいものを知りその欲求に人生を使うように考えることで、人生が充実するそうです。著者が様々な方に行ったインタビューでは、お金はモチベーションにはならないそうです。納得です。

著書の中で、大好きなマザーテレサの言葉がありました。

リーダーを待つのはやめなさい。自分が立ち上がればいいのです。

素敵な言葉ですね。

また、著者は、「憑りつかれるほどのテーマや問題を見つけて、その追求に時間をかける」ことが大切だそうです。素敵な生き方だと思います。








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