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【企画の裏側に迫る】和歌山アートワーケーションを企画・運営したモトコさんにインタビュー

HafH Communityは、2022年10月6日〜16日に開催された紀南アートウィーク2022と連動して、10月13日〜16日に和歌山のHafH提携宿泊施設「ゲストリビングMu南紀白浜」「アルティエホテル紀伊田辺」と共同で、新しい旅のあり方の啓蒙する「アートワーケーション」を開催しました。

イベントの様子の詳細は、こちらをご覧ください。

今回は、本企画の中心に立ち、企画から当日の運営にまで携わったハフコミュのメンバー モトコさんに、インタビューを行いました!

まずは、モトコさんについて教えてください!

HafHとの出会いは2020年10月頃。
HafHネイバー(会員)になってちょうど2年ですね。

アドレスホッパー的な暮らしに憧れていたので、HafHを見つけたときには「こんな素敵なサービスが!?」と感動したのを覚えています。いつの間にか、とっても長いお付き合いになっていました。

ハフコミュは、正式に情報が解禁される前の「0期生」から関わらせていただいていて、HafH LOVERのわがままを色々と聞いていただいたような気がします。

その節はお世話になりました!!
ハフコミュでは、どんな活動をされていますか?

1期から2期にかけては「広報・コンテンツ部」の部長をさせていただきまして、私の個人的な信念である「らしく輝く人生を、当たり前に」という想いをそのまま「自分のwant toに正直に従った活動のみをやること、それ以外は禁止」ということをコンセプトにして部活を運営しました。

広報・コンテンツ部員としての活動履歴をきっかけに本当にやりたかった仕事を掴んだり、転職を決断したり、もともと好きだった仕事が好きな理由や自分にしかない魅力を再発見してもらったり…。部会のミーティングでは、私がしゃべらなくても自然と「やりたいこと、好きなことは何か?」「これからどうしたいか?」という会話が生まれ、そこから嘘のない欲求でいろんな行動が生まれていった光景はとても眩しくて、満足度の高い活動が出来たなと感じています。

広報・コンテンツ部 ミーティングの様子

私個人としては、新卒で公務員を4年→地方のベンチャーを経験したのちに、フリーランスとしてベンチャー企業や起業家さんのお手伝いをするようなことをしてきました。

最近は、プロコーチとしてコーチングを提供すること、抽象画制作を通して世界に溢れる様々な美しさへのを描くことなどを通じて、ひとりひとりの人生が主体性をもって輝いていくきっかけをつくる役割を担いたいなと思っています。

そんな役割を果たしていこうとする上で、新しい世界に感動する機会を得たり、自分自身の感覚を常にupdateしたりするためにはますます『旅』というものが重要な要素になりつつあり、HafHとハフコミュの皆様には更にお世話になっていくことになるんだろうなぁ…と感じています。

どうして今回は、和歌山でアートイベントをすることに?

もともと、プロコーチとしての活動やハフコミュ広報コンテンツ部での「やりたい」の深掘りなどを通じて、実は絵を描くとか歌うとか文章を書くとか写真を撮るとか、隠れた願望を抱えたままで生きている人の多さに驚き「なんてもったいないんだ!やればいいんだよって、もっともっとそそのかしたい!!」と思っていたのが開催に至った大元の理由です。

私は2022年夏から抽象画制作のアート活動をはじめたのですが、絵を描けば描くほどに、作品に対する反応をいただくたびに「アートを通じて明らかになる人の固有性」をすごく面白いなと感じていました。

今年9月に開催した自分の個展で、来場者さんに自由に絵を描いてもらえるコーナーを用意してみたところ、同じ画材を目の前にして同じ空間で絵を描いているにもかかわらず、皆さん驚くほど違う絵を描かれていて。

描きはじめたときには、皆さんそれぞれ「絵が下手だから…」「中学生のとき以来描いていないから…」となんだかんだと言い訳を口にされているのですが、描き進めるうちに集中して無言になって、完成する頃にはすっかり自分の絵に見入って、自分自身と深く深く対話されているような様子だったんです。

モトコさん初個展には、HafH Communityのみなさんもたくさん集いました

そこからご自身で絵の具を買ってアーティストを名乗りはじめた方もいますし、自分はやっぱり絵じゃなくて音楽をやりたい人間だとわかったとか、美しいものに触れる機会をもっとつくりたいという欲がうまれたとか、もともとご自身の中に眠っていた欲に火が付いた方がとても多くて。こういう機会をいろんな形でつくってみたいなぁとぼんやり思っていたところに、ハフコミュで『コラボ部』なるものが立ち上がり、それを見たときに「これだ!この部活でやればいいんだ!」と着想してしまい、その勢いのままSlackにアートイベントの構想を書き込みました。

当時のモトコさんの発信

自分自身としても、新鮮な環境で伸び伸びと制作&展示が出来る機会を欲していたので、これらを全部まるっと入れ込んだ企画にしてしまおう!と思っての提案でした。

企画・運営してみた感想を教えてください!

とにかく「やってよかったー!」と感じています。

制作する気満々で集まってくださった参加者さんが意欲的に活動してくれたことはもちろん、この企画をきっかけに久々に制作をやってみようかなという人や、制作する気なんて全然なかったのに気付いたら絵を描いていた人が出てきたり、いつのまにかHafH拠点のスタッフさんが参加者に混ざって描きはじめていたりして、そんな光景もとっても面白く、私がやりたかった「そそのかし」は大成功だな!と感じています。

制作に夢中の皆さんの様子

今後、ハフコミュで企画をしたい人へメッセージを

今回の企画は、参加者の皆さんにもとってもご満足いただけた!と思っているのですが、それは、HafH運営スタッフの皆様のサポートが本当に鮮やかで、HafH拠点の皆様がポジティブにご一緒くださったからこそでした。

ゲストリビングMu ゼネラルマネージャーの小谷さん(左)とモトコさん(右)

HafH運営の皆様には、今回この企画をご一緒くださったHafH拠点のアルティエホテルさん、Muさんとのご調整などをとってもスムーズにやっていただきました。

普段からHafHの運営さんとHafH拠点さんの間で、信頼をしっかり築くようなコミュニケーションを重ねてこられていたからこそだよなぁ…と、本当に有難く感じています。

ハフコミュの皆さん、思いつきの発案にも素晴らしいサポートがありますので、どんどん新しい提案をしてしまうことをおすすめします!!(HafH運営の皆様、お忙しい中大変かと思いますが何卒よろしくお願いします…!)

楽しく企画運営を進める上で大事なのは、やっぱり自分と周りの皆さんの「やりたい」「得意」を明確にして(+「苦手」も明らかにして)、各自の良さを上手に活かしあって進めることだなぁと感じています。

企画の実現に向けて、考えることややることはなかなか沢山ありますが、それをいかに楽しくパワフルにやり切るかが大切だなぁと思いますし、HafH&ハフコミュにはそれを直感的に理解できる人が沢山いますので、よき共犯者を見つけながら、是非色んな人に企画の立ち上げをチャレンジしてみてほしいなと思います!

参加者のみなさんとの集合写真

モトコさん、ありがとうございました!
今後もモトコさんのご活躍を楽しみにしています。

執筆:HafH Community運営スタッフ
Haruka

[ギャラリー]今回のアートワーケーションで生まれた作品

参加者それぞれが専門とするアート分野だけでなく、他の方のアートを交互に体験したり、普段制作をしていない方も、アーティストのみなさんにレクチャーしてもらいながら作品を作ったりと、アートを通して、様々な交流が生まれました。

最後に、今回のアートワーケーションで生まれた多数の作品の一部をご紹介します。

タイトル:見出すひとの景色 - The view of the person who finds it
作者:カワハタモトコ
作者SNS:https://www.instagram.com/motoko.kawahata/
タイトル:紀南色のクエ
作者:Kinkadesign
作者SNS:https://lit.link/kinkadesign
タイトル:Shirahama1016・Dolphin SKY
作者:Kinkadesign
作者SNS:https://lit.link/kinkadesign
タイトル:Ascension
作者:Mariko Saotome
作者SNS:https://instagram.com/mmmarriiiico
タイトル:月と太陽の引力 Moon and Sun Gravitation
作者:Mariko Saotome
作者SNS:https://instagram.com/mmmarriiiico
タイトル:始まりと終わりの場所 A place of beginnings and endings
作者:Mariko Saotome
作者SNS:https://instagram.com/mmmarriiiico


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