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ダークサイドから帰還して覚醒した話。

2018年11月、人生うまくいかないもんだなと思っていました。
中小企業の会社員として働きながら感じていたのは、そこはかとない物足りなさと、未来への不安。ちょうどこのころ、会社で人事異動があったことも重なりました。内情がガラリと変わってしまい、社内での自分の立場も揺れ動いていたのです。

自分の力ではどうしようもない。自分がひどくちっぽけで価値のない人間に思えて、どうしようもなく落ち込む日々でした。定期的にダークサイドの住人になる私ですが、今回はどうやら数年に一度の深淵。このままでは良くない。とにかく状況を打開しようと、ふと思い立ってライターの仕事を始めたのでした。

自分の力でなにができるのか

自分の力ではどうしようもないことが、世の中にはたくさんある。
それなら、自分のできることをやればいいじゃない。昔から、文章を書くことは好きでした。自分の文章力が世間に通用するものなのか、力試しをしてみたい気持ちもありました。

クラウドソーシングに登録したのが11月11日。
私でも書けそうなライティング案件に応募し、採用されました。
そして、11月26日にはライターとしての初収入を得たのです。

うれしい!
自分の力でお金を稼いだ実感を得ることが、こんなにも自信になるとは。
評価も悪いものではなく、初心者ながら意欲的な姿勢も認められたようです。
光が見えたような気がしました。

思考の覚醒

海と山に囲まれた田舎町に嫁ぎ、2児の母。フットワークは軽いとはいえません。働くにも遊ぶにも、制限があると感じていました。

でも、逆にその状況を強みにすればいいんじゃないか?
学校を卒業し、就職、結婚、出産×2、家も建てた。自分がメインになるライフイベントは、ひと通り終えたのです。あとは娘たちを育て上げ、社会に送り出す親の役目を全うするのみ。残りの時間は、自分のために使えるじゃないか。

私はいま、32歳です。
今からコツコツと実績を積み上げて、数年かけて新しい仕事を始める準備をしたって、きっと遅くない。
結婚・出産を他の人より早く済ませた分の時間を、取り戻すターンが始まったのです。

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