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病気で困ったときに連絡してみるリスト

こんにちは。筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群闘病中のはえちです。

突然の病気、困りますよね…まだ入院でもさせてもらえたら助かると思うのですが、この病気では基本的に入院にもならないようで。

日常生活がままならない中、どうにかして助けてもらえるところがないかといろんなところに問合せをしました。正直、なかなか思うような回答は得られないことの方がほとんどですが、少しでも参考になればと思いリストアップしてみました。

①市役所の障害福祉課

「障害手帳はお持ちですか?」「指定難病の患者さんですか?」
と訊かれます。基本的にはこれに該当する方々に対してお仕事をされているのだとは思いますが…。

「手帳はありませんし、指定難病でもないですが、こうこうこういった生活状況で○○に困っています。何か助けてもらえるサービスなど教えてもらえませんか?」と粘ってみてください。

私は二度三度と障害福祉課に電話した中で、家事支援をしてくださる事業所の紹介を受けました。自費ですが、市内で比較的良心的な価格で助け合いサービス事業を行っている事業所です。

②社会福祉協議会

別記事で紹介しましたが、車椅子の貸し出しを行っていることが多いです。それ以外には私個人としては役に立つ情報はもらえませんでしたが、福祉関係の情報を持っているところには違いないので、一度コンタクトしてみる価値はあると思います。

ちなみに、社協には「それでしたら市役所の障害福祉課に…」障害福祉課には「それでしたら社協さんの方に…」と言われました。見事なたらい回し!

③地域包括支援センター

福祉の対象となる人を地域ごとに担当している部署?部門?イマイチ位置付けはよく分かっていませんが、とにかく福祉に関わっているところみたいです。知人が別の地域の包括で働いていて、いろいろとアドバイスをくれました。地元の包括では、福祉機器業者さんの情報や、宅食サービスの情報をもらいました。

基本的には高齢者福祉を担当しているところなので、該当年齢外だと「???」的な対応されることもあるかと思いますが、めげずに「困ってるので情報ください」って言ってみてください。

④地元の医師会

医師会のサイトを見てみたら、「地域医療 ・介護相談室」という部署があり、メールを送ってみました。訪問診療を受けたいと思って、その前にたまたま通りかかった訪問診療所で話を聞いたのですが全然話にならず、その旨も合わせて相談してみました。

いくつか訪問診療の事業所の紹介を受け、担当の方が直接その訪問診療事業所にも電話を入れてくださったので、スムーズに面談に漕ぎ着けることができました。

⑤訪問診療所

結局費用が高すぎて私は断念したのですが、あまりに通院が大変なので訪問診療も真剣に検討しました。「訪問診療」というのと「往診」というのと二種類あるようです。訪問診療をやっている事業所の方が、幅広く何にでも対応できるみたいです。出せない薬はないと仰ってました。医療費の自己負担割合の少ない方であれば検討の余地もあるかもしれませんね。

⑥ファミリーサポートセンター

子どもの送迎や預かりなど依頼することができます。子どものいるお家には重宝すると思うので、登録して相性のいいファミサポさんを見つけておくことをお勧めします。

⑦シルバー人材センター

家事支援などのサービスを受けているところもあります。比較的安価なので、当たってみる価値はあるかも。

⑧コープ(生協)の助け合いサービス

コープの組合員さん同士で、子どもの預かりだったり、通院の同行だったりというボランティアをマッチングしているサービスがあります。一時間700円〜900円くらいのところが多いようです。今コープを利用していなくても、組合費の1000円ほどを払えば加入して利用できるみたいです。

問い合わせするときのコツ

自分はどんなサービスがあれば助かるのか、というのをできるだけ具体的にイメージしてから連絡すると、欲しい情報がもらえる可能性が高くなります。

問い合わせを始めた当初はぼんやりと「とりあえずいろいろ困ってるからなんかないですか」的な感じで電話をしていたので、先方もかなり戸惑っている感じでした。いや、私だってこの状況に置かれたのは初めてなわけで、誰がまるっと助けてよという気持ちではあったのですが、残念ながら手取り足取り教えてくれる人はいないというのが現実のようです。

●お金がない
●ごはんが作れない
●買い物にいけない
●移動ができない
●入浴できない
●掃除ができない
●子どもの面倒が見れない
●福祉機器(車椅子や歩行器、ベッドなど)が必要

ざっくりこの辺りが困りごととして出てくると思います。

「障害手帳も持ってないし、指定難病でもないのですが、慢性疲労症候群という病気でごはんが作れなくて困っています。この地域の配食サービスについて教えてもらえませんか?」

みたいな聞き方をすると欲しい情報をもらえるかもしれません。

福祉系のサービス、あまりネット対応していないところが多いようです。ネット上だけではなく、電話で聞いてみた方が地域情報は手に入りやすいと思うので、ぜひ電話問い合わせトライしてみてください。

イマイチ的を得ない回答が返ってくることや、あからさまに戸惑ってる感が伝わってきたことも多かったです。「ありません」だけで終わるようなことも。

大きな理由として、障害手帳を持っているか指定難病か高齢者がほとんどの福祉の対象で、どれにも該当しない人というのを想定していない。あと、もう一つの理由としては、個人からの問い合わせに慣れていない

それでも、めげずに腐らずに問い合わせをするしかないと思います。どこかしら親身に対応してもらえるところもあるはず…!粘り強く、困りごとを伝えて助けてもらいましょう。(この記事、何度「粘り強く」って書いてるのか…笑)

なかなか骨の折れる作業ですが、電話はどこからでもできるので、遠方にいる親戚や友人に頼むのも一つの手だと思います。電話、得意な人もいますしね。

主にこの記事では公的なサービスやボランティアに近いところを紹介しましたが、民間でもいろいろあるので、「家事サポート」「家事代行」「通院支援」「福祉タクシー」「シッター」などのキーワードでも調べてみてください。

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