感動体験をどんどんしよう!

映画を観る

私は映画を観るのが好きです。家で観ると集中できないので、映画館に行きます。月に2本以上は観ています。

水曜日は、国際交流会館であった無料の映画上映会で、石原裕次郎主演の「太平洋ひとりぼっち」を観ました。

金曜日は、Movixで「ミッションインポッシブル・デッドレコニング/PART ONE」を観ました。

「太平洋ひとりぼっち」は、一人で小型ヨットに乗り、94日かけて太平洋横断を成し遂げた、堀江健さんの体験記をもとにした青春冒険映画です。石原裕次郎が若い!1962年に作られた映画です。日本がおもいきり元気だった頃の映画です。その雰囲気が伝わってきました。ストーリーも面白かったです。英語のサブキャプションがついていたので、英語の勉強にもなりました。

「ミッションインポッシブル・デッドレコニング/PART ONE」は、トム・クルーズ主演のアクションスパイ映画です。とにかくトム・クルーズがカッコいい!トム・クルーズがスタントなしで、アクションシーンを演じているのは有名です。「よくこんな映像が取れたなあ」と思うくらいのアクションシーンでした。3時間と、とても長い映画でしたが、スクリーンにくぎ付けになりました。

「太平洋ひとりぼっち」と「ミッションインポッシブル・デッドレコニング/PART ONE」、どちらもとても良い映画でした。感動しました。

映画館に行く。そう行動するだけで、感動体験をすることができるのです。


読書をする

私は、本を読むことも好きです。週に1冊は読んでます。

最近では、お友達の中村郁さんが書かれた「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」と白鳥晴彦さんの「仏教『超』入門」を読みました。どちらも、とてもいい本でした。

私が本を読むのが好きなのは、それが「言葉の宝探し」をしているようなものだからです。

「言葉の宝探し」?。そう、本を読んでいると、心に刺さる言葉に出逢えるからです。それはまるで宝探しのようです。

「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」で、出逢った言葉は

「あなたがもし今、悲しみの真ん中にいるとしたら、蓮の花を思い出してください。泥水を養分に換えて美しく咲き誇る蓮の花を。その困難や悲しみは、あなたを美しく咲かせてくれる養分です。あなたの心は清く凛とした蓮の花です」
です。心に響きました。

「仏教『超』入門」で出逢った言葉は、

「自殺とは、自分を殺すことではない。人生を否定し、人生を殺すことだ。その人を愛した人生をもだ。ブッダは自殺してはいけないと言っている。人生は苦しいが、それでもなお自殺してはならない。

生まれた以上、生きなければならない。自分が生きることは人を生かすことだ。それ以上の尊い贈り物はないだろう。

人生は苦しい、涙もたくさん出る。けれども生きなければならない」
です。深く胸に刺さりました。

良い本に出逢い、言葉の宝を掘り当てた時は、魂が揺さぶられます。それは私の内側を満たし、その言葉を熟成させる感じで、私はブログを綴っています。

出かけて、人と会って過ごす時間も大好きですが、映画を観たり、本を読んだりして、内面を磨いて満たす時間を私はとても大切にしています。


美術館に行く

内面を磨いて満たすためにもう一つ大切にしていること、それは美術館に行くことです。

私は障害者手帳を持っているので、私と同伴者1名が無料で入場できます。だから、美術館に行くときは、なるべく友達を誘っていきます。感動をシェアしたいからです。最近では「ルーブル展」に行きました。

美術館に行くといつも、私はワクワクします。作品と対峙して、作者が作品に込めたエネルギーとパッションを体で感じるとワクワクします。それに加えて、美術館の雰囲気自体が好きなのです。

ありがたいことに、私の暮らす京都には、素敵な美術館がたくさんあります。

「アートなんて、よくわからない」
と思っている方、ぜひ足を運んでみてください。わからなくてもいいのです。感じればいいのです。感じることが大切なのです。


感動体験は記憶に残る

精神科医の樺沢紫苑先生は、「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」の中で、

「感動体験は、記憶に残る」
とおっしゃっています。

たとえば、私が、21歳の時にパリのオランジェリー美術館で見たモネの睡蓮の絵を見た時の感動体験は、強烈な記憶として残っています。

なぜ、感動体験が記憶に残るのか?
そのことについて、樺沢紫苑先生がおっしゃっていることをまとめてみます。

「感動した!」という瞬間には、脳の中でドーパミン、エンドルフィン、アドレナリンなど、さまざまな脳内物質がシャワーのように分泌されるからです。

ドーパミン、エンドルフィンなどの幸福物質には、記憶増強作用があります。興奮物質アドレナリンにも記憶増強作用があります。

また、感動体験は単に記憶に残るだけではなく、その瞬間に脳の回路がつなぎ変わります。

脳内物質のシャワーは、シナプスによって結合にも作用して、脳の回路がさらに広がり、新しい回路が生まれます。感動すると、瞬間的に脳が成長するのです。


「感動体験」のチャンスを増やそう。

映画を観る。読書をする。美術館に行く。それらのことで、私は感動体験をしています。それ以外にもYoutube、鎌倉の円覚寺の老師さんの横田南嶺さんの法話を聞いたりしても、感動体験を味わっています。

大好きな友達と、おいしいご飯を食べたりしても、感動します。

樺沢先生はおっしゃいます。

「黙って何もしなくて、感動体験が向こうからやってくることはありません」

「自分から動く、自ら行動することで、『感動』のチャンスを飛躍的に増やすことができるのです」

そうなのですよね~。
「自ら動く、自ら動行動する」
ことが大切なのですよね。好奇心のアンテナをピンと立てて。

お釈迦様は、
「人生は苦だ」
とおっしゃっていますが、私は心の持ち方、ものごとの捉え方によっては、人生は、喜びと感動に満ちたものになると思っています。

「感動体験」、どんどんしていきたいです!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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