巡り合わせ(統合失調症の私のNPO法人設立奮記Vol8)

「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー博士著https://amzn.asia/d/6ofFFsN

「ストレスフリーの人がやっている ポジティブ・フレーズ 言いかえ事典」 片山三喜子さん著
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声を聞くとホッとする

今日は受診日でした。私は月に一度精神科の診察を受けています。担当のスタッフさんの面談は週に一度。なので今日はクリニックに行ってきました。

診察と面談で、NPO法人設立の準備をしていることと、長男が今抱えている問題について、主治医とスタッフさんに話を聞いてもらいました。

とくに何かのアドバイスがあるわけではありませんが、お二人に話を聞いてもらうと、なんかホッとします。声を聞くだけでホッとする感じ。

昨日のClubhouseのアクティブリスニングのルームでも、長男の抱えている問題について聞いてもらいました。そこでも話を聞いてもらって、すごく心が安らぎました。

今日診察を終えて、薬をもらいに行こうとしていたら、長男から電話が。

本当は彼のことが心配で心配で仕方ないのですが、私からバンバン電話するのは控えているのです。彼の負担になったらいけないので。

電話をかけてきた長男の話を、とにかくアクティブリスリスニングするように心がけました。長男は、色々と今の気持ちを話してくれました。

「仕事に行かないといけないからもう切るわ。ありがとう。なんか声を聞いたらホッとした」と。

長男を思う気持ちが届いたのなら、とても嬉しいです。これからも徹底的に長男の話を聞くつもりです。そして寄り添うつもりです。

徹底的に聞く。そして寄り添う。これは意識しないとなかなかできないものです。ついアドバイスがしたくなってしまいます。以前の私がそうでした。

「7つの習慣」の「第5の習慣」、「まず理解に徹し、そして理解される」でも、相手の話を徹底的に聞くことの大切さが書かれています。

理解に徹することにつとめた父親と息子の会話が紹介されて、「父親がまず息子を理解することに徹したから、息子との会話は単なる言葉のやり取りではなく、親子の絆を深める機会となったのである」書かれています。

私も徹底的に聞くことで、長男との絆を深めたいです。


巡り合わせ

長男は先日、31歳の誕生日を迎えました。彼と私の関係ができて31年。お腹にいた頃を数えると32年間の付き合いです。そんなにもの時が流れたのかと思います。

そして、長男との巡り合わせに感謝の気持ちを抱いています。

そう、巡り合わせなのですよね、親子って。いくつもの偶然といくつもの奇跡が重なった巡り合わせによって、私たちは親子になれたのですよね。

その偶然、その奇跡に素直に感謝したいです。

親子だけでなく、人との縁もまた、巡り合わせなのだと思います。

小田和正さんの歌じゃないけれど、あの日、あの時、あの場所で出逢わなかったら、見知らぬ者のままだったのですよね。巡り合わせ、すごく不思議です。


聞いてくれる仲間に感謝

今回の長男の身に起こっていることはかなり深刻です。私もすごく心配しています。以前の私なら、彼を心配し過ぎて、ズドーンと落ち込んでしまい、体調を崩していたでしょう。

でも今回は調子を崩さずに、安定を保っています。昨日は仕事にもきちんと行ってきました。

なぜ安定していられるのか?

それは、私の話を聞いて、共感して、励ましてくれるたくさんの素敵な仲間がいるからです。

聞いてもらうだけで、人って救われますね。今回それを実感しました。そんな仲間の一人一人に感謝しています。

聞いてもらう事には感謝しつつも、仲間に依存しないようには気をつけています。よりかからないように気をつけています。

ありがたいことに長男にもそういう仲間や、上司がいてくれるみたいです。

「早く、このトンネルから抜け出して~」と長男。
「大丈夫、絶対抜け出せるよ。お父さんも、お母さんも次男もみんなついているから」と私。

彼が真っ暗なトンネルから抜け出すのを、とにかく支えたいです。


使う言葉を変えたら

今日はクリニックで、友達から、
「どうやったら、そんなにいつも前向きでいられるの?どうやったらいつも幸せだなと思えるの?」という質問されました。

たしかに最近の私は、とても前向きだと思います。そして大げさではなく、毎日幸せに暮らしています。以前は過去にばかり向いていたベクトルが、未来へと向くようになりました。毎日やりたいこともいっぱいあります。

そんな風になれたのは
①感謝すること
②アクティブリスニングすること

ともう1つ
③使う言葉を変えたから
じゃないかな?と思います。

最近の私は、ネガティブな言葉を使わなくなりました。ネガティブ・フレーズではなく、ポジティブ・フレーズを使うようににしたら、心もポジティブになって、素敵な人たちと繋がっていけるようになって、人生も好転するようになったのです。

「使う言葉を変えるって?」と思われたのではないでしょうか?

例えば「すみません」ではなく、「ありがとうございます」と言ってみる。そんな些細なことで、心もポジティブになれるのです。不思議です。


気持ちをいったんニュートラルにする

Facebookのお友達の片山三喜子さんが、とても素敵な本を出版されました。「ストレスフリーの人がやっている ポジティブ・フレーズ 言いかえ事典」 という本です。

この本の中で、片山さんはネガティブ・フレーズをポジティブ・フレーズに言い換えると、心も体も元気になれるということをたくさんの具体例を挙げて書いておられます。

ピンチだ → チャンスだという具合に。

でも、そう簡単にポジティブ・フレーズに言い換えることはできないという方もいるでしょう。

そんな時には、中間言葉を入れるといいのだそうです。気持ちをいったんニュートラルにするのです。

ピンチだ → きっと意味がある → チャンスだ という具合にです。

この本、とにかくわかりやすくて、すごくためになります。ネガティブな感情を抱いてしまいがちな方、是非読んでみてください。きっと何かが変わるはずです。



楽しい会にしたい

たくさんの人にイベントに来て欲しい

診察と面談を終えて薬をもらってからは、ウィングス京都に、5月の中村郁さんの講演会&阿部ひろ江さんのライブのチラシを置かせてもらいに行ってきました。

帰って来てからは、京都で発達障害の人をサポートされている機関や会に電話して、チラシを郵送させてもらう許可をもらいました。

ちょっと集客で苦戦しています。でも友達にサポートしてもらいながら、頑張っています。たくさんの人に来て欲しいからです。

「なんでそんなに頑張るの?」と思われるかもしれません。

「巡り合わせだから」と答えたいです。

中村郁さんとの出逢い
中村郁さんの本との出逢い
阿部ひろ江さんとの出逢い
阿部ひろ江さんの歌との出逢い

それらはすべて、巡り合わせです。私が求めていたら出逢えた巡り合わせです。

お二人の素敵なお話と歌を、たくさんの人に聴いてもらって、元気になって欲しいのです。

私なりに頑張ります!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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