どう一歩を踏み出せばいいのだろう?(統合失調症の私のNPO設立奮闘記Vol5)


「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」 中村郁さん著
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退職される職員さんとあふる君の絵。

昨日は仕事でした。いつも通り心を込めて働きました。仕事が終わってから、昨日で退職される職員さんに、カルディで買ったクッキーとメッセージカードをお渡ししました。若いのにいつも素敵な笑顔で仕事を頑張ってくれた職員さんに、感謝の気持ちを伝えたかったのです。

でも、私、なんかおどおどしてしまったのです。「こんなん渡したら、ほかの職員さんが変に思わないかな?」という気持ちがわいてきてしまって。「そんなんどーでもいいやん?」と思われるかもしれませんが、時々そんな風に他人の目が気になってしまうのです。

ともかく退職される職員さんには感謝の気持ちを伝えられたので良かったです。もう彼女に会えなくなると思うとすごく淋しいのですが、、彼女の新たな旅立ちを応援したいです。



仕事の後は、友達と一緒に、私たちの共通の友達の渡辺あふる君の絵画展を見に行ってきました。

あふる君の絵は、色遣いがとてもポップ。線にも迷いがない。「あふる君は本当に絵を描くことが好きなのだな」と思いました。「好き」の気持ちが溢れています。

「あふる」という名前は、「幸せが溢れるように」という思いを込めてつけられたそう。あふる君に会ったり、絵を前にしたら、本当に幸せな気持ちが溢れてきます。


昨日嬉しかったこと

絵を見てからは友達とお茶をしました。二人で色々な事を話しました。

お母様の介護をされているか友達の話をしっかり聞かせてもらいました。私は、介護施設で働き、高齢の利用者さんと関わる仕事をしていますが、自分の家族の介護の経験はありません。だからどこまで共感できたのかは自信がないのですが、アクティブリスニングを心がけたつもりです。

その友達は、私に「ひとまち交流館」に行くことを勧めてくれた友達です。ひとまち交流館に行ってから、NPO設立に向けて動き出したので、いわば大恩人です。

そんな友達が、「母のこともあるから、どこまで手伝えるかはわからないけど、補助金のこととかを聞きに行くとき、ひとまち交流館について行ってあげる」と言ってくれました。

やったー!やったー!やったー!

すごく、すごく嬉しい!私は書類関係とかが、とても苦手なのです。友達は細かいところにもよく気がつくし、本当に心強いです。その優しさが嬉しかったです。


どう一歩を踏み出せばいいのだろう?

今日は、クリニックに面談に行く日だったのですが、外は大雨。面談をキャンセルさせていただく連絡をしてから、NPOのことをまとめたり、「こうしてブログを書いたりしています。

そして、ずっと話したかったクリニックの友達と電話で話しました。その友達は、いつも私のブログを深く読んでくれて、素敵なフィードバックをくれます。

彼女に、稲盛和夫さんの「生き方」https://amzn.asia/d/9ZtJe5lと、加藤諦三さんの「自分に気づく心理学」https://amzn.asia/d/b4cnjiAの本を先日貸しました。

「『生き方』は読んだよ。もう一冊も今読んでいる。葉月さんの影響で、本を読むことの楽しさに目覚めた。自分でも1冊本を買ってんよ」と画像を送ってくれました。

嬉しいな!なんか嬉しいな!心が温かくなりました。

そんな彼女が私のブログのフィードバックに、こんなことを書いてくれました。

「投薬だけでもなく、人の支えだけでもなく、自分から一歩踏み出すことは本当に大切やね。

その一歩がなかなか思うように踏み出せずに、躊躇したり、後ずさりしたり…

それでもいつか前に、小さくてもいいから、自分の力で『一歩』踏み出せたら、きっと自信につながるよね」

友達のこの言葉は深く胸に響きました。

私は自分自身がここまで回復できたのは、
①SOSを発信して、それを受けとめてくれる人がいたこと。
②心の安全基地を得られたこと。
③自分自身も勇気を持って一歩踏み出したこと。

からだと思っています。

でも、友達の言う通り、なかなか一歩が踏み出せなかったり、一歩踏み出すことに躊躇したり、後ずさりしてしまう事ってあると思います。

どう一歩を踏み出せばいいのだろう?と思っている人も多いと思います。それについて、たくさんん方達の考えを聞きたいなと思いました。


一歩が踏み出せずに悩んでいる人に来て欲しい

時々疲れて爆睡してしまったり、他者の目が気になっておどおどしてしまう私ですが、以前のようにガーンとテンションが上がったり、ズドーンと落ち込んだりすることは、ほぼほぼなくなりました。

こんな風にブログを書いて発信することや、素敵な仲間たちの支えのおかげです。

そして本との出逢いも大きいです。

中村郁さんの「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」もそんな本の1つです。

郁さんとは、時間管理の専門家の石川和男先生主催の出版コンペで出逢いました。本を出版するという夢を叶えた郁さん。大阪であっった出版記念パーティーにも行かせていただきました。郁さんのお人柄が表れたとても温かなパーティーでした。

私が以前に、私の元のカウンセラーの上倉妙さんと一緒に主催していたCrossroadsにも、娘さんと一緒に参加してくださったこともあります。大切な友達の一人です。

郁さんは赤ちゃんの時から、ご両親やご兄弟と一緒にではなく、お婆様に育てられた生育歴があります。私も両親が離婚して、伯母と祖父母のもとに預けられた経験があります。そこにすごく親しみを覚えました。

発達障害の特性が原因で、アルバイトをいくつもクビになって、「社会不適合者や」とさえ言われた郁さん。

でも、今、プロのナレーターとして活躍しながら、可愛い二人の娘さんたちの子育ても頑張っておられます。

「好き」を仕事にして、夢だった本も出版して、本当に輝いて生きておられます。

郁さんの言葉です。

「みんなが持っているものを持っていない。
でも、みんながもっていないものをきっと持ってる。
見つけるのは難しいかもしれないけど、

好きなことから始めてみよう」

素適な言葉だと思いませんか?

誰かと自分を比べて落ち込んでしまったり、私が時々なってしまうように、他人の目が気になったり。そんなことってありませんか?

自分に自信が持てずに、一歩踏み出す勇気が持てないことってありますよね?

そんな人に、是非、5月にSagfe Space ほっこりが主催する中村郁さんの講演会と、心に響くとても素敵な歌を歌われるシンガーソングライターの阿部ひろ江さんのライブのイベントに足を運んでほしいのです。

きっと心にぬくもりを感じていただけると思います。優しさを感じられると思います。そして、一歩踏み出す勇気を持ってもらえると思います。

わたしなりの一歩を踏み出して、これからも頑張っていきます。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。



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