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やっと言葉にできた


阿部広太郎さんの「心をつかむ 超言葉術」を
読ませて頂きました。

読み終った時、本当はnoteに書こうと思ったけど、感想文なんて立派なもの書けないしまとまりのない文になってしまうと思うし、何よりまず阿部さんに伝えなきゃと思ったので恐縮ながら個別で阿部さんに拙い長文のメッセージを送らせて頂きました。

でも、阿部さんはこんな私の文を心に響いたと、noteに書いたほうがいいと言ってくださいました。

嬉しい反面、この文を投稿するのは怖いと思ったけど
阿部さんに送った文をほぼそのまま、少し伏せたり加えたりしながらnoteに綴ってみました。


本当に長くて綺麗な文ではないけれど、もし私と同じような人がいれば、一緒に前を向けますように。
同じじゃなくても、阿部さんの超言葉術に出会うきっかけになって、私と同じように救われる人がいたら嬉しいです。

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私は今までビジネス本を読んだことが無く、難しいものなんじゃないかと正直少し抵抗がありました。でも阿部さんの本は絶対に読みたいと思ったし、超言葉術は本当にスッと入ってきてものすごく読みやすかったです。
中には阿部さんの実体験や過去の失敗なども書かれていて、より伝わってくるものがありました。

私はいつでも見返せるように心に響いたページや、実際にやってみようと思ったところ、自分もそうだと共感したところに色分けで付箋をつけながら読ませて頂いていたのですが、付箋だらけになってしまうほど最初から心打たれっぱなしでした。

まず、ドキってして納得したところ、私は何かを伝えたい!知ってほしい!と思ってもなかなか上手く伝えられないことが多くていつも悔しい想いをしていました。

「伝わる」とは「思い出せる」
そうなるようなことを私はできてなかったんだなとシンプルに思いました。相手の心に残るようなポイントが無くただバァーっと伝えてモヤモヤ消えてしまっていたのかなと。

阿部さんはきっと、この話と繋げて書こうとしたわけではないかもしれませんが、私には「素敵禁止」が繋がってドキッとさせられました。
結構使ってたなぁ。。と。
言われてみれば、「素敵」って1番伝わりやすいようで伝わりにくい言葉なのかなと思いました。

書かれていた通り、素敵としか言いようがないくらい素敵がピッタリ合う感情の時もあって、どうしても使ってしまうことは今でもあるのですが、この本を読んでから、素敵と口走りそうになった時、素敵と書いてしまいそうになった時、一度止まって本当はどう素敵を伝えたいのか考えるようになりました。

もしかしたら「素敵」以外にも、そういう言葉って沢山あるのかなと思い、何かを伝える時や自分の気持ちを表現する時に、言葉1つ1つを今まで以上に考えるようになりました。

本当に伝えたい気持ちが言葉の表現1つで素通りされてしまうのが1番もったいなくて悲しいなと思ったので、この「素敵禁止」ルールに出逢えて私は本当によかったです。ありがとうございます。

そして、自分もそうだなと思ったところ。
「SNSで発信しよう」
私もずっとTwitterに鍵がついていました。今も持っているアカウントのほとんどが鍵つきです。このアカウントは大好きなアーティストさんへツイートやリプライで想いを伝えるために私としてはかなり勇気を出して作ったアカウントなんです。

そのアーティストは幼い頃から日々努力を惜しまず沢山幸せを届けてくれて、色んな楽しいことを企画してくれて、ひなたの気持ちにもひかげの気持ちにも形を変えて寄り添ってくれる、私にとってはスーパーヒーローのような存在です。

そんな彼らをもっともっと沢山の人に知ってもらいたい、それに永遠なんて無いし、明日やろうは馬鹿野郎だから、「いつもありがとう」というただそれだけの気持ちでも伝えられる時に伝えなきゃ、今!ご本人たちになんとか伝えたいと思ったんです。

同じファンの人と繋がるために作ったわけではなかったけれど、今では優しくて可愛くて同じ気持ちで応援できるファンの方々にも恵まれています。
阿部さんにもこうして想いを伝えることができています。
鍵をつけないアカウントを作って本当に良かったと思っています。

でも、いまだに何かを発信する時にこれを言ったら不快に思う人がいるかもしれない、もしかしたら傷つく人がいるかもしれない、と考えすぎてしまって、書いては出せずに下書きに残ってしまうことばかりです。
インスタグラムも、同じようにアカウントを作ったのですが、少し発信するのが怖くて鍵をつけっぱなしです。

そんな時の 「誰か」なんていない
すごく勇気が出ました。
下書きにたまったもの、全部出しちゃおうかなと思いました。
インスタグラムの鍵、外しちゃおうかなと思いました。
阿部さんの言葉は、うわべだけじゃなくて実体験も含まれたものだから本当に強い。
行動するまであと少し。

最後の方に書かれていた、甘太郎の太郎割引はとっても感動しました。
阿部さんが甘太郎さんの太郎割引の広告を見つけたところから、メッセージを送って返信がくるところまで、私までずっとドキドキしながら読み進めていました。実際に阿部さんが送った企画書が叶うところ、思わず読みながら「すごい!!」と言ってしまいました。
阿部さんの行動力にただただ感動です。

この話からの流れであとがき。

ここからは完全に私の話になってしまうので、本当に読まなくてもいいくらいの内容なのですが、
阿部さんには話したくなってしまったので、書くだけ書かせてください。
私は今、社会人で働いています。
うちは母子家庭で安定ばかりを求められていた私はとくにやりたかったわけでもない職業の資格が取れる専門学校に通い、就職しました。

でも正直いいところではなく、体調を崩して退職し、アルバイトをしてみたり、転職したりして、今の職業で落ち着いているところです。
今の職場は特別人間関係がひどいこともなく、仕事内容もなんとか普通にこなしています。
今の状況が安定と言えば安定。

でも、専門学校に通っていた時から社会人になっても、アルバイトをやってみた時も、そして今も。ずっと私はやり甲斐などを全く感じていないと気づきました。というか気づいていました。

私、本当はずっとずっと応援しているアーティストに携われる仕事がしたかった。もちろん変な意味ではなくて。
ファンでいる以上応援することしかできないのがずっともどかしくて悔しくて、本当はもっとちゃんと貢献したくて、どうしても力になりたくて。

でもどう携わりたいのかは自分でもハッキリしているわけではなくて、そもそもどんな職種があるのかもわからなくて、私は書いた通りやりたいこととはかすりもしない仕事をしていたので、知識も経験も実績もありません。

こんなに漠然としていて現実味のない理想の夢の話なんて上手く説明もできないし、話すだけ無駄だと思って誰にも言えなかったんです。
ただ1人、同じアーティストのファンのお友達には話せました。
その子は阿部さんの10代限定言葉のイベントで、カメラマンになることが夢だと、自分を救ってくれた大好きなそのアーティストの1番輝く瞬間を切り取りたいと泣きながらラップを披露していました。
画面越しで観ていた私もつられて泣いていて、何故かその子には私も夢を話したくなったんです。

その子は馬鹿にすることもなく私のこんな話を真っ直ぐ聞いてくれて、全部やろうよ!と言ってくれました。
叶う叶わないは別として、すごくすごく嬉しかった。

そして私が超言葉術を読み終わった次の日、そのお友達も超言葉術を読み終わったと、私に長文の連絡をくれました。
読み終わって、いてもたってもいられなかった、読んでる時私のことばかり浮かんでた、私と仕事がしたいと言ってくれました。

私も超言葉術を読んでいる時、その子のことが頭をぐるぐるしていて、やりたいこと全部やろうよ!と言ってくれたあの言葉や、その子のカメラマンの夢を叶えたい!!とそんなことを思っていました。

今そのお友達と、大好きなアーティストに空の写真集を一緒に作って贈ろうと話しています。その子が撮った写真で、私はデザインを考えたいと思っています。
写真集が完成したら、阿部さんにも贈りたいね、なんて勝手に話していました(笑)
私たちの話にはいつも阿部さんも出てきます。

阿部さんが作詞する曲は作る前にそのアーティストのことをこんな感じなんだろうなとボヤッとさせたままではなく、しっかり見て聴いて感じて、そのアーティストのことをわかった上で取り組むから心に響く、涙が出るような曲が完成するんだなと、そのお友達と阿部さんの話をしていて改めて感じました。
本当に、いつもありがとうございます。

最後に、今の私が I LOVE YOU を訳すなら

「どんな土砂降りも 一緒に濡れてあげる」

もちろん、嬉しいことを一緒に2倍にしよう!の気持ちもあるけれど、人は楽しい、嬉しい、幸せなことより辛い、苦しい、悲しい、マイナスな気持ちの方が心に残りやすいのかな、と感じていて、そんなマイナスな気持ちにも寄り添いたいと思うから。

一緒に雨宿りして話を聴く優しさも大事だけど、何も話さなくてもいいから一緒に雨に打たれようっていう、家族でも友達でももちろん憧れのアーティストでも大切な人にそういう優しさを持てる人になりたいと思いこの訳し方をしました。


阿部さんの「僕が受け取る。ちゃんとキャッチする。」の言葉を読んで本当に心強くて涙がでたし、私のこんなまとまりのない話でも阿部さんなら受け取ってくれるかもしれないと思ってどうしても本の感想や自分の話を聞いてほしかった。
すごく長文になってしまってすみません。
阿部さん大好きです!!

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阿部さんにこのメッセージを送ってから、今こうしてnoteに投稿するまでにもずいぶん時間がかかってしまいました。自分の中で、こんなに阿部さんの本や夢を語っておいて口だけになるのが嫌だったから、行動をしてからじゃないとnoteに投稿してはいけない気がして。

阿部さんに送った後ずっと結局私はどんな仕事がしたいのか、どう携わりたいのか、そのためにどうするべきなのか考えていました。私は、デザイン関係で応援しているアーティストに携わりたいということに気づきました。彼らが1番輝く瞬間を彩れるステージの装飾や、もしかしたら彼らを知るキッカケになるかもしれない、沢山のファンの方が手に取る大切なCDジャケットのデザインを考えたい。

今は知識はありません。
それに、今の仕事をポンと投げ出すわけにもいきません。なので仕事をしながらでも専門知識を学べる方法を調べ、資料の取り寄せなどをしています。

カメラマンの夢を持ったあの子が写真展を開くことになったら空間デザインを私がやりたい!あの子のカメラマンの夢が叶った時、私にできることがあれば私も携わりたい!という夢もできました。
やっと少しずつ動き出すことができたので、ようやくnoteに投稿できました。

まだどうなるかわからない、知識を学ぶのにどれだけ時間がかかるかわからない。昔から本気で目指していて、もっと先に行動していた人が沢山いる中で今、私がどれだけ頑張っても叶わない可能性の方が大きいかもしれない。そもそも向いているかもわからない。

でも、阿部さんが言ってくださった通り、一度きりの人生、自分が納得するまであがいてみたいと思いました。

阿部さんの本と阿部さんの言葉に出会って、ずっと内に秘めてた気持ちをこんな風にやっと言葉にすることができました。
沢山の気持ちに気づきました。

だから、今の私の葛藤がいつも笑顔や幸せを届けてくれる大好きな彼らの笑顔や幸せに繋がりますように。
叶わないとしても、もう見てるだけは嫌なので、力になりたいと本気で思う私の気持ちがどこかで繋がりますように。

阿部さん、私の中の色々なもの、沢山引き出してくださってありがとうございます。

出会えて本当に良かったです。


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