じゃがいもと、新しい出会い

先日新じゃがいもを買って、新しく出会ったレシピを試してみた。
ウー・ウェンさんのレシピ。

ウー・ウェンさんの存在を知ったのは、noteの記事でした。(勝手に引用してしまってすみません)

この記事を読んで、作ってみたい!!と思ったのです。


人気の料理家さんのレシピでも、味が好みに合わないこともある。
そこで、図書館でウー・ウェンさんのレシピ本を何冊か借りてみました。

レシピ本の中の「食べたい!」と思った一品を作ってみて、「おいしい!!」と思えたら、その料理家さんとは味覚が合うと思うので、まず何か一つ作ってみよう!と、本をめくる。

何冊か借りてきた本の中で、今一番「食べたい!」と思ったのは「新じゃがいも蒸し」だった。刻んだパセリと和えてある新じゃがいもは、いかにも「春!」という感じがした。

材料も手順も少なくて、作ってみる気になれるレシピ。(材料も手順もたくさん書いてあると、やる気を失ってしまうのでありがたい!)

実際に作ってみると、「こんなにシンプルなレシピで、こんなに奥深い味わいが出せるなんて!」と感動するほどおいしかった。

じゃがいもの美味しさに、改めて気付かされるというか、じゃがいもと、新たに出会い直したような気持ちになる。

ウー・ウェンさんによって引き出された「じゃがいものおいしさ」に出会ったのだ。

enacoさんのおかげでウーさんに出会えて、
ウーさんのおかげで、じゃがいも本来のおいしさに出会えた。

気になった料理家さんのレシピの味が、自分に合っていて良かった。他にも色々作ってみよう!

ウーさんの本には、単純にレシピだけが掲載されている訳ではなくて、料理に対する考え方もたくさん綴られている。

「医食同源」や「五味五色」という考えも載っていた。

ざっくりと言うと「体が必要とする物を食べると体が整う」「季節に合わせて、必要なことは違う。人間も自然の一部」というようなことなのだけれど、

それは、昨年出会って今年のバイブルにしている本(『動かす習慣休める習慣』)の理念にも通じる考え方だった。
なんだろう。偶然なんだけれど、ウーさんのレシピに「今」出会った必然性を感じてしまう。

「必要なものには、必要なときに出会うのだ」
と、誰かが言っていたな。

今出会えて、良かった。

春、夏、秋、冬と、季節に合わせて、そのときに必要とされる栄養素を摂っていきたいと考えていたけれど、具体的にイメージができず、ハードルが高いように感じていた。

でもウーさんのシンプルなレシピや考え方に出会えたおかげで、その方法が見えてきて、実行することが楽しみになった。

良いレシピに出会うと、誰かに教えたくなる。作ってお裾分けしたくなる。

もし今年、誰かとお花見をすることがあったら、「じゃがいも蒸し」は絶対に持って行こう。

みんなにも、じゃがいもと出会い直してほしい。

ああ、楽しみだ。

一つの出会いが、次の楽しみへと繋がっていく。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、今日も無理せずがんばろう〜

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