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10/22(日) 思いのままに生きれたら・・・

10月22日(日) 快晴 昨日より暖かい 河川敷は今日も楽しげ


昨夜の書棚崩壊の危機を受けて、いく予定にしていた文学フリマ福岡を断念し、昨日とは違うニトリにいる。
天井に近い棚をとってしまい、突っ張り棒で支えようと長さを確認したところ、昨日のニトリじゃないニトリに欲しいサイズの突っ張り棒の在庫があったのだった。
店内をうろうろ物色し、突っ張り棒と家具の底に入れる転倒防止プレートなどを買い帰宅、そして作業。
最上段に詰め込まれていた本を出し、転倒防止プレートを書棚にかませると棚と壁との隙間がほぼ埋まった。が、安全対策は万全に、ということで、最上段は予定通り外し、突っ張り棒を設置する。
見た目がイマイチだけど、安全度が増した書棚になりよかった。

しかし、棚が減ったせいで押し出された本が入る場所がなくなってしまった。仕方がないので、あれやこれやと手放す本を決め、残りの本をどうにかこうにか書棚に押し込めた。

書店員をしていた20代の頃、当時働いていたお店は地域でそこそこ大きなお店だったので、時々新聞・地方誌で本の紹介をすることがあった。
最上段に置かれたものを出していたら、その残骸?を発見。
うわーっと思いながら新聞をパラっとめくってみると、『負け犬の遠吠え』(酒井順子/講談社)を紹介している誌面があった。
その頃、酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』(講談社)がめっちゃブームになっていた時で、自店でもよく売れていたので紹介をしたんだと思う。
思うんだけど、わたしが本を持っている写真の横に名前(29)が書かれているのを発見……!!
今読み返しての感想として「29歳の女性がこの本を紹介するなんて、この子は結婚したいのかね!!!」と思われていたのかも!!!!と。絶対思われていたと思う。

ちなみに別日の別記事で酒井さんの『少子』(講談社)も紹介していた。どんだけ好きだったんだ、わたし(売れてたのかもしれない)。
そういうことを含めて「負け犬の遠吠え」だったんだな、きっと。


そんなことを思いつつ、夕方からひとりで近所のユニクロへ行く。
明日は堅めの面談があるのでジャケット着用がいいかな、と手持ちのものに袖を通したところ、成長著しせいか着れるけれどパツパツ状態になっていた。
ネット目星をつけていたジャケットは一部店舗しか売られていないようで、地元のお店にはなかった。残念。
他にもジャケットはあったけれど、今流行りのオーバーサイズの作りのせいか、ビジネスって感じにならない。若い方がうまく着こなせばビジネス場面でも着用できるんだろうけれど、中年小太りのおばさんにはちょっと厳しい。
ので、ジャケットは諦め、セールされていたニットとセールされていないニットを買って帰宅。(散財!)



晩ごはんは唐揚げ。鶏肉にヒガシマルのうどんスープをまぶしてしばらく時間を置き、片栗粉を付けて揚げただけ。しっかりと味が決まってラク。家族にも好評。唐揚げはこれでいい。


Threadsには書いちゃったんだけど、文学フリマに行けなくなって少しだけホッとしていたわたしがいる。去年初めて行った時、会場の熱量に気圧されて1冊も買えずに退場してしまった。
なんというか、おしゃれなショップで店員さんに声をかけられて「あわわわわ」となる感じと似ている。自意識が過剰に暴走して止まらないやつ。
作者の人と話したいし、作品もしっかり見たいのに、いい歳のおばさんなんだしもっと厚かましく行こうぜ!って思っているのにどうにもできないこの気持ち。
兎にも角にも、お客になるのが下手すぎる。

思いのままに生きれたら、ってこういう時にも思っちゃう。

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