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オンライン診療大手Amwell(アムウェル)のIPO申請書をざっとサマリー

米国でオンライン診療を提供する「American Well(Amwell)」の上場申請書類(S-1)が8月24日に公開されました。Googleから1億ドルの出資も受けたアムウェル。COVID-19の影響もあり、オンライン診療市場は追い風ですね!

創業者

イスラエル出身の医師・シェーンベルク兄弟が2006年に創業

ビジョン

誰もが高品質で安価な診療にアクセスできる世界を実現する

ペインポイント

病院に行くための移動時間や待ち時間が長い、医療現場の非効率な働き方、医療費の高騰

サービス概要

医療機関にオンライン診療のプラットフォームを提供。病院が既にアプリを持っていれば、スムーズに繋ぎ込むことができる。

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2020年8月にはGoogleから1億ドルの出資を受けてクラウド基盤を強化。ビデオ診察のトラフィックをGoogle Cloud Platform(GCP)にリダイレクトする戦略的提携を結んでいる。

競合はどこ?なぜアムウェルが勝てるのか?

最大の競合はTeladoc社。アムウェルの強みは、Go-to-Market(顧客獲得方法)のセクションにも書いた通り、健康保険会社との強力なパートナーシップによる営業網。

ビジネスモデル

医療機関からのサブスクリプションフィー

Go-to-Market (顧客獲得方法)

健康保険会社と販売ベンダー契約を結び、医療機関の導入を効率的に拡大している。中でも、健康保険会社の大手 Anthem(アンセム)はアムウェルの最大顧客であり、アムウェルの売上高の23%はアンセムからの販売ライセンスフィー収入である。

売上高、ユーザー数の推移

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2019年度の売上高$148.9 million (対前年+30.6%)、営業損失$88.4 million。対象医療機関は2000件以上。

TAM(市場規模)

$ 12.4B (Health planで$8.7 billion、Health system で$3.7 billion)

COVID-19の影響は

コロナ影響下でオンライン診療へのニーズが急増、サイト訪問者は300%増加

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参考:AmwellのIPO申請書(Form S-1)

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