私の猫歴史
はちわれにゃんこ
たまゆらです。
猫の日にちなんで
私の猫歴史をつづります。
私の猫歴史は浅い。
特に犬派、猫派ということも
なかったけれど
思えば
子供の頃から猫に触れる機会は
色々あった。
幼稚園に入る前、祖父母の家に
シャム猫がいた。
名前はリリー。
気を許していない相手には厳しく
気取った猫だった。
当時、ピンクレディーが大好きだった私。
椅子の上に立ち
おもちゃのマイク片手に
歌を歌っていると
リリーが飛びかかってきて
引っ掻かれた記憶がある。
それでも
特に猫を嫌いになる事はなかった。
小学生の時、祖父母の家に遊びに行くと
リリーが足に頭を擦りつけたり
膝に乗ったりしてくることがあった。
かわいいなと思った。
それが猫の愛情表現だと
その時は知らなかった。
私は好かれていたのかな…
リリーは老衰のため亡くなったが
当時はあまり祖父母の家に行かなくなっていたこともあり
涙は出なかった。
ただいつも当たり前にそこにいたリリーが
もういないのだということが寂しかった。
自宅はマンションで
動物が飼える家ではなかった。
猫を飼っている友達を
羨ましいと思ったこともあった。
外で座っていたら
野良猫が膝に乗ってきて
無理に動かしたら可哀想だと思い
じっとしていたら
全然退いてくれなくて
数時間そのままだったこともあった。
猫は好きだった。
大人になって
動物を飼いたい
という気持ちはさほどなかった。
好きと言っても、
その程度。
飼う時はペットショップで
購入するものだと思っていた。
今の旦那さんと
ほぼ一緒に暮らしていた時
冬の寒い夜に
仔猫が
近所の家の軒下でか細い声で
鳴いていた。
1歳過ぎたくらい、、、だっただろうか?
こんなに寒いところで
ひとりぼっちで
いったいどこからやってきて
今まで生き抜いてきたんだろう?
猫用ご飯がなかったので
旦那がツナ缶をあげると
おそるおそる食べはじめ
完食してしまった。
すごくお腹お腹が空いていたんだな…
この時から
私の、私達夫婦の猫歴史に
鮮明な色がつきはじめた。
仔猫は
白黒ハチワレで
なかなかの美猫だったので
近所でも可愛がられていたらしく
あちこちでご飯をもらったり
しているのを後で知った。
私達も毎日ご飯を用意するようになり
時間になると必ずやってくるこの子に
名前を「オセロ」と名付けた。
オセロを保護して
今の暮らしをするまでの経緯は
こちらへ。
オセロと同じ場所にいた
キジトラの女の子も一緒に保護した。
「リア」と名付けた。
もうほかの子も放っておけなくなっていた。
自分にこんな気持ちがあるなんて。
この子達が教えてくれた。
ペット可アパートへ引越し、
家を購入しまた引越し…
私の人生を変えた猫。
去年、「シン」くんを迎え入れ
リアちゃんは亡くなり
出会いと別れが訪れたけど
リアちゃんのことは
まだ詳しく話せる気持ちになれないけど
これからも、一緒に暮らしていく。
私の猫歴史は続いていく。
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