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オンラインピアノレッスン半月経過/子どもたちの自主性がぐんぐん伸びています!

オンラインピアノレッスン、当初感じていた以上に、子どもたちの自主性が伸びていて、むしろしばらく続けたいくらい!
(いやもちろん、曲想の詰めなど、できないことは多いので、ずっとは困りますが……)

まずは、自らテキストを開いてページを探すところから、自主性の第一歩でした。
これって年齢によってスピードが全然違うんだと、今更ながら気付きました……。
こういう積み重ねが、子どもが器用になっていく一歩一歩なのですね。
今まで、自分でテキストを開くことができない子が多かった!
なぜなら私がささっとやっちゃうから!!!このくらい待ってあげるべきでした。これは今後も改善ポイント。

それから、こんな指示について。
「右ページの2段目の3小節目を指差して、右手が弾く音符を読んでみて?」
対面の時ならば、私が一瞬でそこを指差してしまったわけです。
それを自分で探すのは、特に小さい子はとても時間がかかる!
「みぎ、ページの……にだんめは……いち、にい……」
その真剣な眼差しを見て、これを待つのは大事な時間だぞ、と悟り、じっと見守ります。
彼らの頭の中でどんなことが起きているか見定めて、ときには助け舟を出しつつ……。
がんばって辿り着いたけど、いっぱいいっぱいで音符読む脳にならないとか、よそ見して指差してる位置がずれたりとか……そんなことも起こっておりますが!笑

また、練習や演奏のための注意書きを自分で分かれば自由に書いていいと言っているので、
それぞれがどんなことを考え書いているのか、直接見られる日が楽しみ。
自分の言葉で書くから、主体性が生まれるのですよね。

また、個別ではこんな変化がありました。

変化した例1)
おしゃべりタイム、うろちょろタイム、室内ガサゴソタイム、そんなのも楽しみで来ていた子たち。
オンラインではそれができなくなり、本来真面目にレッスンを受けていると、どういった流れになるのか認識することとなり、これも良い機会となりました。
中には、オンラインになってから練習をしてくるようになった子も。これは感激しました。
ただ、彼らなりの、教室での楽しいレッスンがあったことが心理的安全性を確保していたところもありましたので、ずっと続くと苦しくならないか、心配なところです。

変化した例2)
オンラインになったら、私が思っている以上に楽譜が読めないのが発覚した高学年。
私の手を見て、要領良くやっていたようです!騙されてた笑
成長する良い機会だから、もっと楽譜を読めるようになろう!と声かけをしました。

これまでの経験で、演奏能力と、読譜能力は、必ずしも一致しない、ということがあり、私の教室は、演奏能力に合わせてテキストを進ませていました。
それが生徒が辞めず、長続きする秘訣でもあったわけですが、有事のおかげで、自発的に読譜能力の成長が促されることとなりそうです。

先生が隣にいないから自分から頑張る!
子どもたちの変化の時です。
オンラインピアノレッスンを始めて半月後の、レポートでした。

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