ナマケモノさん。

ドリルです。

入院生活で 一日中病院のベッドで ゴロゴロしていると ふと彼らの名前を思い出しました。

ナマケモノさん

ナマケモノ。

しかし、彼らは決して怠けているわけではありません。

そんな 彼らの汚名を返上すべく今日は 記事を書かせて頂こうと思います。

ナマケモノはミユビナマケモノ科とフタユビナマケモノ科に分類され、このうちミユビナマケモノは前脚の指が3本、フタユビナマケモノは前脚の指が2本あります。

そのまんまですね。

この名前つけた人が怠なまけてますね。

日本では フタユビナマケモノしか飼育されておらず輸入を禁止されている ミユビナマケモノは 動物園などでは 見る事ができません。

ちなみに この優雅な動きをされる方がミユビナマケモノさんです。

最後 花びらをもらった女性がナマケモノのカゴに もらった花びらを捨てるのがツボりました(笑)

もし、ミユビナマケモノを生でみたいならコスタリカに行けば会えるそうですよ。

なので、普段 中々 会えないミユビナマケモノを紹介しようと思います。

ナマケモノは 1日20時間眠り残りは 食事。

移動速度は 時速0.06mほど、秒速にすると6cm、命の危機が迫った場合でも1秒間に8cmほどにしかスピードアップできません。

もっと 急いで！

そして、意外にもナマケモノは泳ぐことができます。

わりと得意です。

が……やはり進むスピードはゆっくりです。

生きていく上で圧倒的に不利に感じるスローな動きですがスローな動きには ちゃんと理由があります。

実は ゆっくり動く事で 外敵から身を守る役割も果たしています。

樹上生活を送るナマケモノの主な捕食者はオウギワシなどの鳥であるため、動くスピードが遅いほど周りの樹々と同化し擬態の役割を果たして見つかる可能性が下がります。

野性のナマケモノを発見するのは「干し草のなかから針を探し出すようなもの」ともいわれるそうです。

まぁ、例えが あまりピンときませんが 「とにかく探し出すのが難しいんやな。」というのは わかります。

更に、動きが少ないことは生存に必要なエネルギー量を抑える上でも役立ちます。


ミユビナマケモノの食事は 1日僅か8g程。

コレぐらい

自分についてる藻や近くの葉しか食べません。

そして、ナマケモノは 哺乳類では珍しい変温動物で、外気に合わせて体温が5度も上下することがあります。

凄いですね。

これによって冬眠状態のような低エネルギー状態に持っていき、葉に含まれた僅かな栄養でも生きれるように 基礎代謝量を他の哺乳類より格段に低く抑える事ができます。

ミユビナマケモノは生存戦略としてエネルギー消費をとことん抑える方向に特化しています。

もはや 究極と言って良い程に 省エネにパラメーターを全振りしているナマケモノさん。

そのほとんどを樹の上で 過ごします。

食事は もちろん睡眠も交尾も出産も全て樹の上で行います。

驚くことに 赤ちゃんが地面に落ちてしまっても 助けに行くことは ないらしです。

そこまで 徹底して樹の上から降りないナマケモノさんですが 唯一 樹から 降りる瞬間があります。

それは……

うんこです。

うんこ中

唯一 うんこをする時だけ しっかり地面にお尻を付けてしないとダメらしいです。

人間でいうウォシュレットじゃないと……や 裸にならないと出ない……みたいな感じでしょうか？

しかも、ちょっと 穴を掘ってから そこにするというお行儀の良さ！！

もちろん その間は 無防備です。

そして、地上には ピューマやジャガーがいます。

その捕食者に見つかって仕舞えば 急いだところで秒速8cmのナマケモノさんには どうする事もできません。

残念ながら うんこをしている時に襲われ命を落とすナマケモノさんもいます。

うんこ中に 襲われ命を落とす確率……

50%！！

Dead Or Aliveで うんこ中

えぇーー！！

高くない？

なんで？

なんで Dead Or Alive で うんこ シテルノ？

いや、

できるの？

1週間に1度 生きるか死ぬかの うんこタイム！！

僕なら そんな デスゲームがあれば先にストレスで死んでしまいそうです。

この話の本当度80%

いかがでしたか？

ナマケモノさんは 実は怠けてるのではなく究極のエコ特化型の生き物だったようです。

あなたもナマケモノさんの真似をして たまには エコライフを過ごしてみませんか？

ただし うんこの時は 死を覚悟して挑んで下さい！！

最後まで読んで頂きありがとうございました。