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そんな日もある。

ドリルです。

今朝 天気予報は と言っていましたが 家を出る時 降っていなかったので会社に行くとき傘を持って行きませんでした。

そもそも、僕の傘は 家に一本も無いので持っていけないのですが………なぜ家に傘が無いかと疑問に思ったかたは こちらをご覧下さい⤵︎

………というわけで 家には 僕の傘がありません。


我が家の傘達の間では

「あのハゲに 連れて行かれた傘は 2度と帰ってくることは無いだろう……。」


と、囁かれているに違いありません。


まぁ、会社の最寄り駅まで行けばすぐにバスに乗れるので いつも歩いて行きますが最悪バスに乗れば殆ど濡れずにすむという算段です。


なので 歩いて会社に行く時は、京阪電車の枚方公園で降りるのですがバスで行く時は 一駅遠い枚方市駅まで行きます。


まぁ、雨が降っていなければ 枚方公園で降りてそのまま歩いて会社まで行くつもりでした。


取り敢えず枚方公園で降りると……雨が降ってました。

仕方なく各駅停車で次の駅 枚方市駅まで行きます。

行く途中に 妻からLINEが入りました。

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と やり取りして枚方市駅に着きました。


ここで、とんでもない事に気付きます。


財布を家に 忘れてきました。


小銭とお札を分けて入れていて お札を入れている方を忘れてきました。

僕の手持ちの全財産は……

小銭を入れてる小さな財布と ICOCA定期券、セブンイレブンで使える電子マネーのナナコ………

そして、現金 75円です。


ICOCAには 200円しか入っていません。

会社までバスで230円かかります。

足りません……。

ナナコ!そうだ!ナナコには400円ほど入っていたはずだ!

バスの運転手さんに一応聞いてみる。

「すみません。ナナコって使えますか?」


「えっ?ナナコですか?いや、無理です。」


「じゃあ、いいですぅ。」


無理でした。


絶対絶命です。


こうなったら 歩いて行くしかない………。


まだ、小雨だ……何とかなるだろう。


僕は もう一度電車に乗り 枚方公園まで 戻り外に出ました。


土砂降りやん…………。


どうする………どうする!

どうする!?どうする!!


その時 僕の頭の中に一本の蜘蛛の糸が光り輝き見えました!


そうだ!この手があった!


こういう逆境の時こそ 人の頭は冴え渡るものなんだなとつくづく思いました。

僕は いつも持ち歩いているリュックサックにエコバッグの代わりに何枚かスーパーの袋を予備で持っているのです!

これを頭に被れば 頭は ほとんど濡れません!


頭さえ濡れなければ それは 濡れてないのと同じです。


スーパーの袋の輪っかの持つところは 本当は 耳に掛けるためにあるんだなとこの時 気付きました。


スーパーの袋を頭に被り まるで おもちゃの兵隊さんになった様な気分で 颯爽と歩いて会社に向かいます。




しかし、


ビッショビショになりました。


30分雨の中を歩いて会社まで行くには 頭にビニール袋を被ったくらいじゃ 何の意味も有りませんでした。

ただただ 頭にビニール袋が張り付いたハゲたオッサンが雨の中傘もささずにビッショビショになって歩いているという異様な光景がそこにありました。


そんな痴態を晒しながら何とか会社に辿り着くと一緒に現場に行っているジェフというフィリピン人に、


「ドリルサン、オソカッタヤン。ドナイシタン、ソノカッコ?ナンノ バツゲームナン?」



「罰ゲームちゃうよ。のっぴきならん事情が あってん。」



「ノッピキナ ラン?」




「いや、いいわ。取り敢えず作業着に着替えてくる。」



そう言って作業着に着替えて現場に向かう途中にジェフと話しをする。


「ジェフ、今日 僕 財布忘れてもうてん。ごめんやけど お昼 ご飯 買う時お金貸してくれへん?月曜日 必ず返すから!」


「イイヨ!イクラ カシテホシイネン。」



「えっ?なんなん?なんか偉そうなん気のせい?まぁ、貸してもらうから 仕方ないか……えーと、ジェフさん?申し訳ございませんが 帰りのバス代も含めて千円程 貸して頂けませんか?」



「ムリヤナ。」




「えー!!無理なん?めっちゃ下手に出てお願いしたのに?なに?なんか気に触るこというたん ぼく?」



「イヤ、300円シカ モッテヘン。」




「キサマ……よう、『イクラ カシテホシイネン。』とか言えたな!!」



なので お昼は 仕方なくセブンイレブンを探し カップ麺とオニギリと水だけ買い その日の仕事は 終えました。


そして、夕方の帰り道 雨は 既に上がっていたので バス代もないし駅まで歩きながら妻に電話し 今日あった出来事を話していました。


「あーぁ…それは、悲惨やったな。傘買わな アカンで。買ってもすぐ 失くすから安もんにしときや。」


「うん、今度 傘落ちてたら拾っとくわ。たまに 何故か落ちてるやん?多分 あれは 僕みたいなオッチョコチョくらいの人が 落としたやつやから有効利用した方が良いいんやで。そしたら どうせまた、僕が傘失くすから 必要な人がそれを使ってくれるねん。思いやりの循環てやつかな?」



「はぁ?取り敢えず傘は 失くしてこんといてくれる?

まぁ、結局一日中雨 降ってたし疲れたんちゃうの?」


「うん、そやねん 雨に打たれて寒いし疲れたからホンマは バス乗って帰りたかってんけと なんせ41歳にもなって75円しか持ってないからな。」



「それは、恥ずかしいな(笑)もう ソロソロ駅着くんちゃうの?予約してた歯医者も間に合いそうやね。」



「そやな。しかし、今日の30分 歩くのは なんか しんどいわ。まぁ、でも 帰りは晴れてくれてよかったけど。ほな、電車乗って帰ります。ほなな。」



「ハーイ。ほなね。」


そう言って 電話を切り リュックサックから 定期の入った小さな財布を取りた……………





あーーー!!!!!


会社に財布 忘れた……………。

この話の本当度 100%

この後 更に往復1時間 掛けて歩き 橋を歩いてる途中 足がつり 歯医者には間に合いませんでした。


まぁ、こんな日もありますよね。







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サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!