文章の力・noteで有料の記事を出してみたこと

先日飲み会で話に出たこと。

要するにこのnote、わざわざ課金してまで読むのはハードルが高い、と。

メチャクチャ気持ちはわかりますし、僕自身初めて有料で記事を出す前はすごく悩みました。

自分は割と人の記事ポンポン買っちゃうんですけどね(日頃節約の意識はありますが、本を買うときはその感覚を捨ててます。noteもその一種ということで。)

自分の書いた文章を読んでもらいたいというのが一番の気持ちですし、自分なんかの記事を有料にして誰が買ってくれるのかと。だったら無料で良いじゃんと。

でもそんな悩みの中で、日本サッカー協会のJFAこころのプロジェクト『夢の教室』で夢先生として小学生達の前で話していることを思い出しました。

いつも話してる内容をざっくり言うと

もともと運動に苦手意識があり、家でゲームをするのが一番好きだった。

何事にも消極的だった自分。夢なんて叶うわけねーじゃんと斜に構えていた小学生ぐらいの頃の自分。

ただなんとなく生きていて、高校ぐらいのときは本当に楽に死ねるんなら死んでも良いな~とか考えていました。

そんな自分が一歩踏み出して20歳前にキックボクシングを始めてチャンピオンを目指したことでものすごく人生が充実したと。

だから今やりたいことがある人は周りに反対されようが諦めずにやってみてほしいし、今はないという子もそのうち見つかるから焦らずに探してほしいと。

そんな話をしています。

そんな話をしている僕がnoteをやってみたいと思ったときに

「俺なんかが文章を有料にしても誰も読まないかな…」

とか

「調子乗ってんなよとか思われちゃうかな…」

とか悩んでいたわけです。

矛盾しとるやないかと。

僕が僕の生徒だったら間違いなく体罰ですよ(しません、念のため)

周囲の反対に負けずに好きなことをやってほしいと語っている僕が、反対される前から勝手に人目を気にして足踏みしてる。それで良いのかと。

そんなこともあり、えいやと踏み出し有料の記事を出してみたのです。

「有料かよ!」というのは主に知り合いから言われたりしますが、一方で知り合い・そうでない方も購入してくれてる方が少なからずいてくれて、やってみて良かったなと思っています。

僕は活字を読むことは子供の頃から習慣としてあって、年を重ねるに連れてどんどん本を読むのが好きになっていきました。

子供の頃は子供向けの小説が主でしたが

高校生ぐらいからボクシング・格闘技関連の本を読むようになり、他のスポーツ選手の本なんかも読み始め

確か元格闘家の須藤元気さんの本だったと思うんですが、「普段の自分と対極にあるような本を読んだ方が良い」というようなことが書いてあったんですよね。格闘家だったらビジネス書を読むと良い、みたいな。

で、僕メチャクチャ単純なんで、それで素直にビジネス書とか自己啓発本を読むようになりました。

そうやって本を読んでいると世の中にすごい人がたくさんいることがわかるし視野が広がりますよね。

これも先日話に出たことなんですが「自尊心」が大事だと。

でも僕、自尊心とか自己肯定感ってものがメチャクチャ低かったんですよ。

元々格闘技好きだったけど、自分は運動は苦手だし選手にはなれないという前提から入ってて、だからボクシング雑誌のライターかフィジカルトレーナーみたいなものを目指そうかなって高校生のとき思ってました。

そんな僕が大学のとき「プロキックボクサーになってチャンピオンを目指そう」と思えたのもそういう本を読んで色んな考えを知ったり、世の中にはたくさん凄い人がいると知れたからなんですよ。

「なんでチャンピオンになれたんですか?」と聞かれたら「本を読んできたからです」と答えたいぐらい自分の中で本の影響は大きいです。そもそもプロになろうとも思えてなかったと思いますし。

本だけ読んで何もしなかったら意味ないけど、良い本を読めば「感動」するだけじゃなく行動も変わると思うんですよね。

だから文章の力って凄いなと思うし、自分がお金を払ってでも読みたいと思ってもらえる文章を書けたらというのはひとつの夢であったわけです。

だから、noteで有料記事を出すというのは自分にできる範囲の夢への一歩ということでやってみたというお話でした。

今回は全文公開して、もし気に入った面白かったという方がいらっしゃいましたら購入していただければというスタイルでやってみます。

P.S.
少し前からnote購入時のクレカ選択が毎回失敗してnote買って読めてません…why…?

to be continued…

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