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予定のない休日と自己肯定感

何も予定がない休日。
コロナになってからそんな日が増えた。
YouTube、映画、ネットサーフィン。それはそれで楽しいのに、どこか時間を無駄にしているような虚しさがあった。

周りを見渡せば努力している人が沢山いる。インスタもTwitterもYouTubeも。
好きを仕事にしたり趣味を楽しんだりして、充実した時間で満たされているような。
現実はどうか分からないけれど、少なくとも自分にはその人たちが眩しく見えて、そんなキラキラした世界をスマホで見ている自分は、やりたいことも趣味も何もないちっぽけな存在に思えた。

だから自分も何かプラスになることをしなきゃって頭では思うのに、やる気もでなくって、余計に自分はダメだって思いが強くなった。

そんな事を数ヶ月続けて。

ある日、「もうやる気出ないなら仕方ないよね。今日は何もしないでのんびり過ごそ。そのうちモチベーションも上がるよ。」って自分の無気力さを肯定したら、すごく楽になった。
今までやる気のない自分を認めたらもっとダメになると思ってたけど、そうじゃなかった。

何もしない休日にダメ出ししてしまう理由

①自分を認められていない
いわゆる自己肯定感が低いから。ありのままの自分に価値はないと思ってしまっているから、何かをしていない自分にOKを出せない。

②自分で決めたって感覚がない
自分で休日の過ごし方を決めたという意識が薄い。例えば今日は映画をみてのんびりする日って決めて楽しんでいたら良い。でも何となくすることもないし映画でもみるかって適当にサブスクを漁って作品を見て、面白かったけど結局何もしなかったなって思ってしまったら時間の浪費になる。

決めるのも意味を与えるのも自分

ニーチェの言葉。「事実というものは存在しない。                              存在するのは解釈だけである。 」

映画をみて過ごした一日っていうのも、自分が有意義で素晴らしい時間だったと思えばそうなるし、だらだら過ごして生産性のない時間だったと思えばそうなる。本当に解釈次第だということ。

だから、どうせ同じ時間の過ごし方をするなら自分にとって良い解釈をしたい。すぐには無理でも、自分の意識で変えられるところは変えていく練習をしたい。そうやって良い解釈を選んで積み重ねるのが、楽しい人生に繋がっていく気がする。


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