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無職になってもやめられない事



無職になってやらなくなった事

無職になり、やらなくなった事はたくさんあります。
スーツを着ること、毎日の通勤、業界ニュースを読む事、ベッドの中で翌日のスケジュール確認、仕事の愚痴、等々。
それらに伴う細かな事(アラームをセットする等)や、業務的なことを含めると、それこそやらなくなった事だらけです。

それでもやめられない事

それでもやめられない事があるのを認識してしまいました。
それは腕時計を着ける事です。

腕時計の存在意義

腕時計?時間を知るのって別にスマホでいいんじゃない?
って思いますよね。
はい。自分もそう思います。
それでも「今何時か?」を知りたい時に腕時計をさっと見れるのはスマホよりも格段に便利に感じます。

スマホだと
⒈カバンやポケットから出す
⒉ボタンや画面を押す
の2アクションありますが、腕時計なら
⒈腕を伸ばす(袖から手首を出す)
の1アクションで済みますからね。

最近だとApple Watchのようなスマートウォッチをつけている人も多いですよね。
でも、自分はスマートウォッチは持っていなくて、昔からある時間だけがわかる腕時計です。(本当は日付もわかるけど)ここで勘のいい人はわかるかもしれませんね。
そう、自分が無職になってもやめられないのは自動巻きの腕時計を着ける事なんです。

自動巻きの時計とは

自動巻きの時計とは時計の針を動かす動力であるゼンマイが腕を動かすことで自動で巻かれて、着けているだけで特に何もしなくても時計が止まる事なく、動き続ける時計のことです。
まぁ、自動巻き時計を巻き上げるための機械(ワインディングマシン)もあるんですけどね。


どんな時計?

その時計は自分がまだ20代の頃に欲しくて欲しくて貯金とボーナスを注ぎ込んで買った時計です。
今は腕時計も値上がりしているようで、当時の値段ではとても買えないようですが、値段がどうこうというよりは「自分の腕に着けて動かしていたいんです。」

着け続ける理由

欲しくて苦労して買った思い入れのある時計ですし、とても大事なものです。
そしてこの時計を自分の子供に譲りたいんです。
親の勝手な希望ですが、子供が成人もしくは就職したら譲ろうと考えています。
親から譲られた時計を子供がしてくれるってすごく嬉しくないですか?
よく海外ドラマとかで見る、祖母の形見の指輪をするとか、それに似た感じのことを思い描いています。

時計のデザインもすごくシンプルで冠婚葬祭にでも使えそうなものですし、それこそ高級時計と呼ばれるメーカーの物なので大事に使ってくれたら嬉しいなと思っています。
そんな親の勝手なエゴですが、あと少し何年か後の為にずっと動かし続けてちゃんとメンテナンスもしてあげて、渡したいなと考えています。

そんな物や事柄って誰にでもありますよね?
と言うわけで、無職になっても腕時計をすることをやめることは出来ませんでした。



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