はちぽち

全体最適と効率化にうるさいSEです。

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最近の記事

スタッフ部門を効率化しよう

はじめにこんにちは。はちぽちです。 今回は、バックオフィス部門を効率化する話を書きます。 これまでに比べるとマニアックな内容ですが、会社への貢献度はかなり大きいです。 一応断っておくと、業務を単純化、効率化するものであり、人を削減して一人当たりの負荷を上げるものではありません。 メリットバックオフィス部門は、組織活動において必要な業務を担う大切なポジションですが、一方で会社への貢献度が可視化されにくいといった悩みがあります。 会社が大きくなり取引数が増加すれば、経費精算

    • 生産性はアーキテクチャで決まる

      はじめにこんにちは。はちぽちです。 人事評価制度設計についてはかなり書いたので、今回は角度を変えて話していきます。 評価制度の話は、従業員のキャリアアップやモチベーションアップに貢献し、生産性が上がるという論理展開でした。 今回は、生産性を上げるための業務設計について書きます。 アーキテクチャとは日本語にすると、「構造」です。 わざわざカタカナにしたのは、キャッチ―だからです。笑 すごくふわっとした言葉なので、いくつか具体例を挙げます。 ・ホールディングスのグループ見

      • 評価制度をうまく回す方法

        はじめにこんにちは、はちぽちです。 前回は評価制度のサンプルを載せました。 今回は、評価制度の運用方法を書いていきます。 そもそも従業員を適切に評価するには、大きく分けて2つの壁があると思っています。 ・評価制度に合理性があること。 ・組織が運用負荷に耐えられること。 これまでの記事では、主に評価制度の内容について書いてきました。 今回は、せっかくの評価制度が絵に描いた餅にならないよう、どのように業務設計をするかに焦点を当てていきます。 評価は普段から済ませておく多

        • 従業員を正当に評価する

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 今回は予定通り、評価制度のサンプルを載せます。 とはいえ、ただサンプルを読んでも「ふーん」くらいにしか思われないので、なぜその評価が合理的なのかを丁寧に説明していきます。 想定する組織構成僕が基本的にIT業界の人間なので、IT企業とします。 ITコンサル、受諾SIer、SES、どの企業でも基本的には組織構成は同じはずです。 また、一部の製造業にもある程度は当てはまるのではないでしょうか。 ・プロダクト事業部(コンサルティング事業部) ・

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          合理的な評価制度のメリット・デメリット

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 今回は、評価制度について書いていきます。 世の中が年功序列から実力主義に変わっていく中で、成果に報いた評価制度に切り替えたいと考える経営者の方も増えてきているのではないでしょうか。 今はネットで他社の様子が簡単にわかる時代ですから、頑張っても報われないとわかったらあっという間に転職されてしまいます。 会社の評判に書かれようものなら、その後の採用活動にも大きく影響するでしょう。 流行に乗ることはもちろん大切ですが、異なる文化を呼び込むには

          合理的な評価制度のメリット・デメリット

          客を失望させないためにできること

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 前回でいったん教育編は終わらせましたが、今回も内容は勉強に関わる話です。 これは完全に偏見ですが、最近伸びている企業はプロジェクト型の組織構成をとっていることが多いように感じられます。 流行りの言葉でいうと、アメーバ経営というやつです。 さすがに好き勝手できるわけではありませんが、意思決定者の承認を得たら、社内リソースを使ってプロジェクトが立ち上がり、終わったら解散するというやつですね。 コンサルやSIerは業務特性上、自然とそういった働

          客を失望させないためにできること

          新人レベルを卒業したらやること

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 前回まで、新人の能力をどのように伸ばしていくかについて、説明してきました。 本記事では、新人の手が離れたら次にやるべきことは何かについて話していきます。 僕はSEという専門職なので、総合職の方のキャリアについてはわかりません。あくまで、1エンジニアの教育ということでご理解をお願いします。 1~2年が経過して新人がある程度育ってくると、「そろそろ一人で仕事をさせてみようかな」と先輩は考え始めるのではないでしょうか。 一方の新人も、そろそろ

          新人レベルを卒業したらやること

          新人の能力開発方法

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 前回の記事で予告した通り、今回は新人の育成方法について書いていきます。5月ということもあり、内容はOJTでやるべきことに絞っています。 現在教育プログラムを受けている若手の方、教育する側の先輩、双方にメリットがある内容に仕上げました。 前回の記事を軽くおさらいすると、1. 社会人基礎スキル 2. ロジカルシンキングスキル 3. その他人間力 の3つの能力が必要であると述べました。 本記事では1, 2について詳しく書きます。 下記の内容は

          新人の能力開発方法

          新人が身に着けるべきスキル

          はじめにこんにちは。はちぽちです。 予定通り、新人が身に着けるべきスキルについて書きます。 若手の方は「これから勉強する内容だな」と思えばいいし、教育する立場の方は後輩育成の参考にしてもらえれば幸いです。 僕は新卒から現在に至るまでずっとIT業界にいますが、最初に覚えるべきは専門スキルではなく、汎用スキルだと考えています。 理由は簡単で、市場価値が高い人はどこにいっても通用するベースを持っているからです。 なのでこれから記載する内容は、最後にちょっとだけ技術に触れています

          新人が身に着けるべきスキル

          熱意だけでは教育はできない

          こんにちは、はちぽちです。 前回の記事で、日本企業は社員に教育をすべきであるという話をしました。 日本では解雇制度はなじまないと思う はじめに僕は日系ファームの他に、自社開発のベンチャーにもいたことがあります。 日系ファームは、終電や徹夜が当たり前でしたが、研修自体は充実していました。というか、明らかに盛り込みすぎでした。 ベンチャーは、当たり前ですが整った教育制度はありませんでした。ただ、スキルセットが噛み合わない状態で雇ってもらったので、最初の一ヶ月はキャッチアップの

          熱意だけでは教育はできない

          日本では解雇制度はなじまないと思う

          どうも、はちぽちです。 GWなので、筆が進み早速2記事目です。 僕はパフォーマンスとか生産性って言葉が大好きなので、業務中はもちろん意識していますし、その手の情報収集も常日頃からしております。 また昔から色んなジャンルで教育に関わってきているので、仕事では新人のOJTだったり、客先でプロパー社員のITリテラシーの向上だったりもやっています。 僕が教育に時間と労力をかけているのは、日本において生産性UPの秘訣は社員教育にあると思っているからです。 僕がYouTubeでチャン

          日本では解雇制度はなじまないと思う

          はじめまして

          どうも初めまして、はちぽちです。 本アカウントは、日々の業務やニュースについて思ったことを記録するためのものです。TwitterやFacebookだと長すぎて書ききれない量の文章を、ここに吐き出そうと思っています。 普段は都内で客先常駐のSEとして仕事をしています。 業界ではかなり評判が悪い、俗に言うSESというやつです。 ここでは技術的な話をするつもりはなく、仕事の生産性や組織の在り方について書く予定です。 僕の投稿で、少しでも多くのビジネスパーソンが幸せになればいい

          はじめまして