【ホームバリスタ歴7年】ラテアートやるならコレ!エスプレッソのレシピをカスタマイズしよう!
こんにちは!OneCupLab.です!
今回はラテアートに適したエスプレッソの抽出方法についてご紹介していきます!
それではいってみましょう!
変わりゆくエスプレッソの基準
近年ラテアートの発展により、エスプレッソ抽出のセオリーが崩壊しつつあります。
ラテアートをきれいに描く、また描きやすい状態を作るには、元となるエスプレッソをより濃厚に落とす必要があります。
今回はラテアートに適した濃厚なエスプレッソ「ダブルリストレット」のレシピをご紹介します。
ダブルリストレットの抽出
ダブルリストレットとは
ダブル…2杯
リストレット…通常よりも少なく抽出するエスプレッソ
ざっくりいうとこんな感じ。
リストレット2杯分ってことですね。
ダブルリストレットの抽出方法
コーヒー粉使用量 14g
抽出量 30cc
抽出時間 25秒
2杯取り用のフィルターに14gのコーヒー粉を詰め、タンピングします。
これで25秒かけて30㏄抽出できるようにメッシュ調整すれば完成です。
メッシュ調整をするときは正確な計量が重要です。
目盛りのついたショットグラスも忘れずに用意しましょう。
ダブルリストレットのメリット
コーヒー豆の味を凝縮できる
クレマが多く出る
とろみが増す
エスプレッソの色が濃くなる
エスプレッソの抽出というのは、最初に色の濃い液体が出て、後半は薄い色に変わっていきますよね。
通常のエスプレッソは、前半の濃い部分と後半の薄い部分をバランスよく1杯のカップに入れるためにメッシュ調整をして、味の出方を調整しているのですね。
一方、今回のダブルリストレットは前半の濃い部分だけを抽出しているのでより濃厚なエスプレッソが完成します。
コーヒー豆を多く使っているのでその分、クレマが多くなり粘度(とろみ)も強くなるので、よりコントラストが出しやすく、ラテアートの描きやすい状態になります。
ダブルリストレットのデメリット
コーヒー豆の消費量が増える
エスプレッソ単体で飲むと濃すぎる
1杯ずつしか抽出できない
1杯当たりのコストは増えますがこれも考え方次第ですね。
ラテアート上達においては、通常のエスプレッソで2杯注ぐよりも描きやすい状態のダブルリストレットで1杯練習した方がコツがつかめるかもしれません。
それにミルクの消費量も考えると1杯集中の方が経済的ですよね。
事実、ラテアートが売りのカフェでは濃厚な1杯抽出がほとんどです。
まとめ
今回はラテアートに適した抽出方法「ダブルリストレット」について
ご紹介しました。
ラテアートのクオリティに大きく影響するのでぜひ試していただきたいです。
描きやすさとコントラストで一気に上達するでしょう。
それではまた!
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