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「書く」ことで、だんだん自分に自信がついた話。

私にとって、「書く」とは、自分と向き合うことであると思います。

私は、頭の中だけで物事を整理したり、相手に頭の中のことを言語化して伝える、ということが本当に苦手です。

普段は障がいをもつお子さんへ支援を届けるお仕事をしているのですが、その業務の1つとして、「個別支援計画」という、その方のニーズや思いを汲み取り、スモールステップで、達成目標を立て、それらを達成するための具体的な施策について考えることがあります。

「手先が器用になりたい」「感情コントロールができるようになりたい」などのニーズがあるお子さんに対して、どのような活動や支援を提供していくか…。などを支援員みんながチームになって考えます。

そのような支援計画のプロセスを、私は自身にもあてはめて、私は手帳を使って計画を立てたり、振り返りを行っています。

また、そのような福祉にかかわる仕事をしていて、自分の幼少期の背景・愛着スタイルについてなど考えるのですが、結論から言うと、私は自己肯定感が低い上に、自分にある問題や課題を環境や周りの人のせいにしてしまう傾向にあるのです。

そのうえ記憶力、集中力もなく、忘れ物も多いので、ADHDなのかな…もしくは、愛着形成による障害?よく聞くアダルトチルドレンなのか!?と思うこともありましたが…。

書いて、可視化して、客観的に自分を見つめることが、毎日の自分の頭の中の整理になります。そして、改善したいことや、新たに挑戦したいことが、ぱぁーっと、明瞭になる感覚も気持ちいいです。

誰かに教えてもらったり、やれ!と言われた…ではなく、自分で気づいて、自分でやろう!と決めた計画や達成のほうが、最高に気持ちいい!

他責してしまう傾向についても、自分の考え方が変わったことで、不安や我慢していることがあるということは、自分が成長できる機会として受け入れる(本当に難しい!というときは上司に要相談!頼ることも大切!)と考えられるようになりました。

つい先日の話ですけれど、運動を習慣にしたくて、1週間単位でウィークリーのカレンダーに計画をしてやるようにしていたのですが、2月は寒く、身体を動かす気になれないことが多く、目標未達成に終わる日が続いていた時のことです。

「やりたい気持ちは十分あるのだけど、やる気になれないな…」
「2月は気持ちも身体も冬眠したがっているのかな…」

「じゃあ…、いったん計画はお休みにして、1個でも、1秒でも運動メニュでやれたことを記録するようにしてみよう!!」

いわゆる、食事でいうとレコーディングダイエットのように、運動の記録を「計画したことをやる」ではなく「1個でもやれたことに目を向けるようにする」に視点を切り替えて2月は取り組んでみました。

すると、毎日の運動習慣が身について、継続できるようになり、調子のいいときは、本来のメニューをこなせられる日が1週間に3回ほど!それ以外の日も、すべてはやれなくても15分くらいは運動を行えるようになりました!

お仕事の中で、利用されているお子さんの様子にも、どうしてもコンディションや気候の変化、体調による、気分や調子の波がみえることがあります。

大人も、ずっと同じペースやコンディションを保つことができるわけではありません。逆に、子どもにも同じことがいえます。

ちょっとしんどいな、という時はハードルを下げてあげて、できたことに視点を切り替えること。そして、それを手帳やノートに書くことで、自分をたくさん褒めて、自信をつけていくことができています。

お子さんや保護者さんの支援に携わる保育士として、自分の心身を整えておかないと、ベストな支援が届けられませんので!!

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