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【詩小説】ゆらり たゆたう

ゆらり ゆらゆら

どこまでも

川藻(かわも)となりて

アナタのもとへ

たゆたう


ひらり ひらひら

いつまでも

蝶になりて

アナタと共に

戯(たわむ)る


きらり きらきら

果てしなく

月になりて

皆を照らし

アナタを照らし

瞬(またた)く


ふわふわ ふわり

風に乗り

雲になりて

気の向くまま

気の済むまで

風に身を委(ゆだ)ねる


ふわふわ ふわり

ゆらり ゆらゆら

空の上を

どこまでも どこまでも

たゆたう

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