【エッセイ】港町のプラットホーム
私は、港町うまれの港っ子だ。
現在も、この町に住んでいる。
学生時代、私は片道2時間かけて
県境の専門学校まで通っていた。
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プラットホームからは、漁船やヨットが行き来するのが見える。
港は朝日に照らされキラキラと輝き波はイキイキと踊っているようだった。
私はと言うと足取りが重かった。
友達もいたし、学校に慣れなかったわけではない。
ただ、なんとなく余所者(よそもの)と意識させられるのだ。
壁があるように感じた。
言葉の壁というのか方言という