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Amazonエフェクト日本上陸

コロナ渦で米国では大手小売店、アパレルが次々倒産した。ブルックスブラザーズ、Jクルー、ニーマンマーカスなど。米国ではまさにアマゾンエフェクト、アマゾンの影響が猛威を奮っている。

<アマゾンエフェクトで倒産した米国大手小売店>
トイザらス(玩具店)
ブロックバスター(ビデオレンタル)
ボーダーズ(書店)
ラジオジャック(家電量販店)
シアーズ、ニーマンマーカス、JCペニー(百貨店)
バーニーズNY、フォーエバー21(アパレル)
スポーツオーソリティ(スポーツ店)

こうして見てみると、かなり広い分野の小売店に影響は広がっている。

米国ではアマゾンエフェクト銘柄「Death by Amazon」も発表されている。画像1

この流れは確実に日本にも来る。

まだ日本では米国ほどの影響は出ていないが、109ブランドの代表格セシルマクビーが全店舗閉鎖を発表するなど、いよいよ日本でも影響が避けられなくなってきている。ここへ来てコロナが追い討ちをかけた。対アマゾン対策の戦略を練り実行していなかった企業は致命傷になるだろう。

アマゾンの影響は小売店、アパレルだけにとどまらない。銀行、不動産、医療、メディア、広告などには直接に、そして派生的にはあらゆる産業に影響を及ぼす。今からでも遅くはない。もしアマゾンが自分の産業に参入してきたら、彼らはどんな事をしてくるだろうか?そしてどう立ち向かい、どう生き残るかをしっかり準備しておく事だ。

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